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GardenPorterのブログ

滋賀県にある山野草のネットショップ、GardenPorterのブログです。山野草を始めとする四季折々の草花やお手入れやガーデニングに関する情報を初心者の方にもわかりやすくお届けします。

☆新商品入荷☆縁起がいいけど棘がある「アリドオシ」など

山野草 植物の解説

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

ホトトギス「ヨウセイ」

・ヤクシマウメバチソウ

・ムラサキジンジソウ

・ノウショクアキチョウジ

・フイリアリドオシ

・ハクリュウ

・トキワシノブ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からフイリアリドオシとホトトギス「ヨウセイ」について紹介していきます。

 

フイリアリドオシについて

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  • 学名・・・
  • 属名・・・アカネ科 アリドオシ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・4~5月
  • タイプ・・・常緑

 特徴

アリドオシは常緑の低木で、葉の付け根に1~2㎝ほどの鋭いトゲがあるのが特徴です。

そのトゲはアリをも貫けるというほどで、そこから”蟻通し”という名前が付けられたといわれます。

別名「一両」といわれ、十両ヤブコウジ)や百両(カラタチバナ)、千両や万両と共に縁起の良い植物とされ、お正月には欠かせない実付植物です。

一両は千両や万両ほどたくさん実は付きませんが、10月頃に赤い実を付けて、翌年の春まで(実が)「有り通し」というのも名前の由来だと言われています。

花の少ない時期、赤い実はひときわ目立つ存在になります。

今回仕入れたものは斑入りの品種で、葉に白い模様があります。

アリドオシよりも明るい雰囲気があり、和風だけでなく洋風の庭でも活躍してくれそうです。

写真のものはまだ小さいですが成長すると高さは30~60㎝ほどになり、枝は地を這うように横に広がります。春には白い小さい花も咲かせます。

 原産地

原産地は東アジア、東南アジアからインド東部。日本では本州の関東以西から沖縄にかけて、山野や林地にまとまって自生しています。

アリドオシは他にヒメアリドオシ、オオアリドオシ、ホソバオオアリドオシなどがあります。

 育て方

強い日差しや直射日光が当たる場所では葉焼けを起こします。

かなりの日陰でも育つので、日差しの当たりにくい所で育てましょう。

耐寒性があり寒さには耐えますが、寒風に弱いので木陰などの直接風が当たりにくい所が理想的です。

成長は遅めなのであまり剪定の必要はありませんが、手入れする際はトゲに十分注意してください。

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ホトトギス「ヨウセイ」について

 

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 特徴

夏から秋にかけて咲く宿根草で病気にも強く、比較的簡単に育てられるホトトギスです。

”妖精”の花は白地に紅色の斑点が全体に広がる、他の花にはあまり見られない特徴的な花色をしています。

ホトトギスは夏以降にも花を咲かせることから、夏の季語としても親しまれています。

また、お盆を過ぎたころから花を咲かせるので秋の到来を感じさせてくれます。

 

 原産地

 原産地は日本、台湾、朝鮮半島(東アジア)で、山野の湿地などに自生します。

 育て方

水はけのよい土を好みます。
土の表面が乾いたらたっぷり水をあげます。

たまに葉裏に霧吹きなどで水をあげるのも湿気を持たせるためには、効果的です。

 夏場の乾燥と高湿に弱いので夏場は半日陰で育てましょう。

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どちらも夏から秋にかけて花や実を付けるので、これからとても見応えのある山野草です、ぜひチェックしてみてください。

 以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・宇都宮

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秋の天敵に要虫意!?

害虫対策

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夏から秋にかけてやっぱり気になるのが、”虫”。

 

普段何気なく歩いている道や公園には恐ろしいものがたくさん潜んでいます。

 

たとえば、こんなものを見かけたことはありませんか?

これはある虫の卵(繭)です。

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出典:http://www.waseda.jp/honjo/honjo/shiki/doubutu/iraga.jpg

木の幹や枝にくっ付いているのを見かけたことがある人はいると思います。

 

私は数年前まで、「なんかの虫の抜け殻か木にできているボコボコかな」ぐらいの認識でした。

 

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出典:http://acta.asablo.jp/blog/img/2010/06/30/10f740.jpg

正体はこいつらです。

 

これは”イラガ”の幼虫です。

「イラムシ」や「オイラ」なんて呼ばれたりもします。

 

イラガはサクラ、ウメ、モミジなどに集団でくっ付いています。

なので一匹見つけたら

葉をむしゃむしゃ食べるのだけならまだいいのですが、(よくはないが、、)

触れると強烈な痛みに襲われます。

痛いだけならともかく個人差がありますが人によっては腫れたりもします。

 

緑色で葉っぱと同化しているのでよく見ないと気付かないことが多いです。

普段の生活で街路樹に触ったりすることはあまりないと思いますが、

私は木に触れることが多い職業なので今年の夏は、もういいって思うぐらい出会いました。

なによりピリピリした痛みが数分間つづくのが嫌です。

 

それと、やっかいなのがイラガそのものだけじゃなくてイラガの毛(針)

に触れただけで痛いということです。

なので、一枚目の写真のイラガの卵にもし毛が残っていたり、服などに毛が付いていてもそれに触れるだけでもうアウトです。

 

対策としては、冬の剪定の時期に繭を見つけたら落としておく。

薬剤散布をするなどですが、見つけたらなるべく近寄らないのがいちばんですね( ;∀;)

 

 

でも私は痛いよりかゆい方がつらいです。

 

 

かゆい虫といえば、こいつ。

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出典:http://d2eb8ouu1ldh08.cloudfront.net/user/duffer1056/img/611/img20080504_1.jpg

かゆさが強烈なのが”チャドクガ”です。

チャドクガはご存じの方も多いと思いますが一度やられると体中に広がってとても辛いです。

かゆさに耐えられずにかいてしまうと余計に広がって、なおかつ跡が残ったり最悪です。

写真を見るだけで体がかゆくなってきそうなぐらい見た目も気持ち悪いです。

 

チャドクガはツバキ科の章句物によく付きます。

虫って頭がいいですよね、やはりチャドクガもいやがらせのように葉の表じゃなく裏に付きます。

これもイラガと同じで、毛に触れてしまうとかゆくなります。

 

ということは!

触れるとかゆくなるなら、触れなければかゆくならない!!

 

いやいや、奴らはそんなに甘くありません、、、

 

毛虫の毛は、毒毛針とよばれ、その毒毛針だけが風に乗って飛んできて、いつの間にか刺されてしまうのです!

 

こんな厄介な毛虫に刺されてしまった時の対処法は、

毛虫に刺された!と、気が付いたら、まず服を脱いでガムテープなどで刺されたと思われる部分の毒針毛を取ってください。

 

痒いからといって毒針毛が刺さったまま、掻き毟ってしまうと

針が皮膚の奥まで入り込んでしまい、悪化させてしまう可能性があります!

 

ガムテープなどで針を引き抜いた後は、流水で洗い流し、痒みや痛みがある場合は、

氷などで必ず冷やしてください。

 

毛虫によって、後が残ってしまうことがあるので

綺麗に早く治すのは、皮膚科で診てもらうのが一番だと思います(*_*)

 

季節の変わり目ですから、皆さんご自愛くださいね、、♪

 

食欲の秋、読書の秋、今年の秋も楽しんでお過ごしください~(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の七草徹底解剖!古来より親しまれてきた秋を感じる草花たち

日本文化 ガーデニング 植物の解説

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 七草・・・というと春の七草を思い浮かべる人がほとんどだと思います。

せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ。

これら春の七草は万葉の時代から親しまれてきて、お粥に入れる七草粥としても使われてきました。

でも秋の七草もあるって皆さんご存知でしたか?

はぎ・ききょう・くず・ふじばかま・おみなえし・おばな・なでしこ。

同じく万葉の時代、山上憶良が歌に詠んだのがこの草花たちでした。

春の七草と違いお粥として食べることはできませんが、花の美しさで選ばれた草花たちなので観賞用の七草といえるでしょう。

秋の七草の中には、現代ではもう普通に目にすることは難しいものもありますが、今回は秋の七草の魅力を存分にお伝えできればと思います。

 

 ハギ

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  • 学名・・・Lespedeza
  • 属名・・・マメ科ハギ属
  • 花色・・・ピンク、赤、紫、白
  • 花期・・・7~10月
  • タイプ・・・落葉低木

 万葉集にもよく詠われており、古来より親しみ深い花木として知られています。

夏から秋にかけて蝶型の花を咲かし、小さな花が一斉に咲く様は見事です。

枝は株立ち状で枝垂れるように広がり、葉は三出複葉と呼ばれる三つ葉で出てくるのが特徴です。

強健な性質で地植えにするとあっという間に成長してしまうので、植え場所はよく吟味してから決めましょう。

 

 キキョウ

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  • 学名・・・Platycodon grandiflorus
  • 属名・・・キキョウ科キキョウ属
  • 花色・・・青紫、白、ピンク
  • 花期・・・6~9月
  • タイプ・・・多年草

 夏に花を咲かせる植物ですが、秋の七草としても知られています。

花は端正な星形をしており、青紫色の上品な花姿が人気の植物です。

つぼみの時には花びらが全てくっついているのが特徴で、英名ではバルーン・フラワーと呼ばれています。

現代では絶滅危惧種に登録されるほど減少しているのが現状ですので、ぜひとも丁寧に育ててあげてください。

 

 クズ

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  • 学名・・・Pueraria lobata
  • 属名・・・マメ科クズ属
  • 花色・・・赤紫
  • 花期・・・8~9月
  • タイプ・・・つる性多年草

 夏から秋に咲く花の観賞も然り、つるで籠を編んだり漢方や食用にも使われる有用植物として知られています。

現代ではあまり利用されなくなったため、空き地などでは低木類をあっという間に覆ってしまうほど蔓延り、つるも強靭なため造園業をやってる身としてはかなり厄介な存在です。

 

 フジバカマ

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  • 学名・・・Eupatorium japonicum
  • 属名・・・キク科ヒヨドリバナ
  • 花色・・・白、ピンク
  • 花期・・・8~9月
  • タイプ・・・多年草

 河川の岸など水辺に自生する植物で、奈良時代に中国から伝来して以来人々に愛されてきた植物です。

しかし現代では護岸工事や宅地造成などにより著しく減少し、野生では滅多に見れなくなってしまいました。

桜餅の葉のような甘い芳香を放ち、中国では「香水蘭」とも呼ばれています。

 

 オミナエシ

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 夏から秋にかけて黄色い花を咲かせる植物です。

オミナは「女」という意味で、美女をも圧倒する美しさをもつことが名前の由来です。

昔から切り花などとして使われてきましたが、現代では自生地が数少なくなってきています。

白花のものもあり、オミナエシより丈夫そうに見えることからオトコエシと呼ばれています。

 

 オバナ(ススキ)

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  • 学名・・・Miscanthus sinensis
  • 属名・・・イネ科ススキ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・9~10月
  • タイプ・・・多年草

 お月見のときにはハギと共に飾られる、日本の秋の代表的な植物の一つです。

成長すると1m~2mになり、花穂が風にたなびく様はいかにも郷愁を誘います。

かつてはススキ草原が作られ「茅」として屋根の材料などに使われてきましたが、現代ではあまり使われなくなったため雑木林と化しているケースが多いです。

 

 ナデシコ

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 ナデシコには様々な品種がありますが、昔から日本で親しまれてきた品種はカワラナデシコとして今も流通しています。

夏から秋の始まりにかけてピンク色の花を咲かせ、花弁の先に細かい切れ込みがあるのが特徴です。

園芸が盛んだった江戸時代には様々な品種がつくられ、いつの時代にも愛でられてきた植物です。

 

 以上、昔から親しまれてきた秋の七草たちを紹介してきました。

ぜひ皆さんも秋の七草と一緒に秋の訪れを感じてみてください。

ちなみに私は生け花で秋の風情を表現してみました。

https://www.instagram.com/p/BKe4nWdAfgz/

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆夏の風物詩「ナツハナビ」など

山野草 植物の解説

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・サンコウフホトトギス

ホトトギス「アキソラ」

・ヤエササリンドウ

・フイリササリンドウ

・ナツハナビ

・サワキキョウ

・キフフジバカマ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からナツハナビとサワキキョウについて紹介していきます。

 

ナツハナビについて

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 特徴

同じスベリヒユ科多肉植物で、別名を「クサハナビ」といいます。

名前にもあるように、細い茎の先に咲く鮮やかなピンク色の花と雄しべの先端につく黄色いやくは、まるで夏の風物詩のひとつ”花火”みたいです。

夏花火という名前から夜に咲くのかと思う方もいるかもしれませんが、夏花火は1日草で午後2時ごろから花はたくさんつくわけではありませんが、夏の時期にしか楽しめないとても夏らしい味わいのある花です。

多肉植物なので花が終わった後も葉を楽しむことが出来ます。

冬になると地上部は枯れますが、春にはまた芽吹きます。

耐寒性、乾燥、夏の暑さにも強くとても育てやすい山野草です。

 原産地

原産地はアメリカ南西部~メキシコです。

 育て方

日当たりがよく風通しの良い所で育てます。

多肉植物なので、多湿になるのを避けやや乾燥気味にします。

十分乾いてから水をあげる程度で良いです。

梅雨などの雨が続く時期は、多湿で根腐れを起こさないように注意しましょう。

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サワキキョウについて

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  • 学名・・・Lobelia sessilifolia
  • 属名・・・キキョウ科 ミゾカクシ属
  • 花色・・・ムラサキ色
  • 花期・・・8~9月
  • タイプ・・・宿根草

 特徴

美しい山野草ですが有毒植物でもあります。

茎が枝分かれせずにまっすぐのび、草丈は60㎝~1mほどになります。

夏から秋にかけて、上下に分かれ唇のような形をした濃い紫色の花をたくさん咲かせます。外来種とは違って強健で育てやすいのが特徴です。

 原産地

湿った山地や水辺に自生し、北海道から九州まで分布しています。

 育て方

乾燥に弱く、土が濡れているぐらいが丁度いいぐらいです。

鉢植えの場合、土が乾ききる前に鉢底から染み出るくらいたっぷり水をやります。

肥料も好むので春から秋にかけて2週間に一度くらい定期的に施肥をしてあげるとよりいいでしょう。

根詰まりを起こすと水持ちが悪くなるので、2年に一度は植え替えをしてあげましょう。

日当たりが悪いと花が咲かなかったり、花が咲いても花色が鈍くなったりするので必ず日当たりの良いところで育てましょう。

鉢植えで乾燥しやすいという場合、真夏は半日陰で育てるのが良いでしょう。

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 以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・宇都宮

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今年こそ庭で綺麗な紅葉が見たい!モミジを美しく紅葉させるための4つのポイント

ガーデニング 管理

 

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 残暑も大分収まり、朝晩の冷え込みが気になる今日この頃。

季節の変わり目は風邪をひきやすいといいますし、皆さんご自愛くださいね。

さて、このぐらいの時期になると木々が赤く色づき始めている地域もあるかと思います。

紅葉が始まるとすっかり秋という感じがしてきますが、この紅く色づいていく美しさを自宅でも楽しみたいと庭にモミジを植えている方は結構いるのではないでしょうか。

しかし植えてみるとどうでしょう。

真っ赤に気持ちよく色づいてくれれば嬉しいことこの上ないのですが、家のモミジ紅葉しないのよね・・・とお悩みの方もいるかと思います。

実はモミジが鮮やかに染まるには、いくつか条件があるってご存知でしたか?

その条件さえクリアすればきっと悩みも解消されますので、今日はご自宅のモミジを紅葉させるポイントを紹介していきます。

 

 紅葉の仕組みを知ろう

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 ポイントを説明する前に、そもそもどのような仕組みでモミジが紅葉するのかということを軽く説明します。

植物の葉にはクロロフィルという緑色の色素と、カロチノイドという黄色の色素が含まれています。

クロロフィルの方が多く含まれているため葉っぱは普段緑色に見えるのですが、気温の低下に伴ってクロロフィルが分解され、カロチノイドが目立ってくるという訳です。

 黄色く色づくイチョウなどはこれで説明がつきますが、紅く色づく植物はもう一段階変化が訪れます。

気温が低下すると葉の付け根の葉柄に、「離層」というコルク質の組織が現れます。

これによって葉と茎の物質の往来は完全に遮断され、葉の中には光合成によって作られた糖分が蓄積されていきます。

この糖分が一定の条件を満たすとアントシアニンという赤い色素に変わり、紅葉するという訳です。

要はいかにして糖分をアントシアニンに変えるかというのが紅葉させるためのポイントになってくる訳なんですね。

 

モミジを美しく紅葉させるためのポイント

 ①昼夜の温度差が肝心

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 一般的にモミジは昼夜の寒暖の差が激しいと美しく紅葉するといわれています。

最低気温が8℃以下になると紅葉が始まり、5~6℃以下になると本格的に色づいていきます。

日中の気温は20~25℃で、夜間は5℃~10℃に冷え込むような地域が、紅葉を楽しむのにベストな環境といえるでしょう。

夜間の気温が高いと、光合成でつくった糖分を使って活動してしまうため、色づきが悪くなります。

 

 ②空気中の湿度を保とう

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 冬に向かうにつれだんだんと空気が乾燥していきますが、乾燥は鮮やかな紅葉を邪魔する厄介な存在です。

ただでさえ乾燥に弱い性質のモミジは、空気が極端に乾燥すると葉の水分がなくなり、紅葉する前に枯れてしまう原因となります。

そのため、晴天が続くときなどは乾燥対策をするのがおすすめです。

水やりのときに葉にも水をかけてあげたり、水を貯めたバケツを近くに置くなどして乾燥から葉を守りましょう。

 

 ③日当たりの良い場所へ

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 紅い色づきの素となる糖分は光合成によってつくられるので、たくさん光合成させて糖分を多く作らせるのも紅葉させるポイントです。

日光がよくあたる日なたに植えて、たくさん糖分をつくらせましょう。

ただし強烈な西日が当たると葉焼けを起こしてしまう恐れがあるので、とくに午前中に日がよくあたる場所がベストです。

また葉が生い茂っていると日光が当たりづらいので、重なっている枝葉を剪定して日当たりを良くすることも効果的です。

 

 ④紅葉しやすい品種を選ぼう

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  モミジを大きく分類するとイロハモミジ系、ヤマモミジ系、オオモミジ系に分かれ、一言にモミジと言ってもその種類は数え切れないほどあり、中には紅葉しやすい品種・しにくい品種も存在します。

春に出る新葉が赤いノムラモミジなどの品種もあるので、これらの条件がどうしても満たせないという方はそういった品種を選ぶのも手です。

 

 以上、モミジを紅葉させるポイントを紹介してきました。

よくモミジの名所が渓流や河川の近くにある理由がわかった気がします。

これらのポイントを踏まえて、より鮮やかな紅葉が見れるよう皆さんも挑戦してみてください。

 

記事・・・飛田亮

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たまには菌類も。世界のおもしろキノコ8選

その他

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 先日、毎週入らせていただいている現場にこんなものが生えておりました。

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 大きなキノコ!

まるでもっちりとした白いパンのような大きなキノコが生えていました。

生憎キノコについての知識はほぼ皆無なので一体どんなキノコなのかはわかりませんでしたが、それ故に膨らむ好奇心。

キノコ図鑑で探してみると、はっきりとは同定できませんが恐らく「オオシロカラカサタケ」だと判明しました。

なんと毒キノコです。

食べなくてよかった・・・。

しかしなんと魅力的なキノコの世界。

植物とはまた違うミステリアスな雰囲気がたまりませんね。

これをきっかけに私はすっかりキノコワールドに魅せられてしまったようです。

まだキノコ初心者なので大したことは書けないかもしれませんが、今日は私の調べたキノコの中からとっておきのものを紹介していきたいと思います。

 

ジャイアント・パフボール

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  • 学名・・・Calvatia gigantea
  • 属名・・・ハラタケ科ノウタケ属
  • 色・・・白色
  • 原産地・・・ロシア

 とにかく大きなキノコです。

直径およそ50~170cm。重さは大きいもので12キロもあるとのこと。

これが一夜にして突如現れるというのだからそれは驚きます。

生えたての幼菌時のみ食用化ですが、あまり美味しくはないそうです。

日本にも似た種にオニフスベがありますが、本種の方がより巨大です。

 

ワカクサダケ

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  • 学名・・・Hygrocybe psittacina
  • 属名・・・ヌメリガサ科アカヤマタケ属
  • 色・・・若草色
  • 原産地・・・ヨーロッパ、アメリカ、南アフリカ、日本

 日本にも自生する小さなキノコで、ヌメリのある艶やかな質感と鮮やかな若草色のボディが人気のキノコです。

緑色なだけに葉緑素光合成を?と期待しますが、植物ではないため光合成はしません。

微量ながら毒素を含むため、食用には向きません。

 

ツキヨタケ

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  • 学名・・・Marasmiaceae omphalotus
  • 属名・・・ホウライタケ科ツキヨタケ
  • 色・・・茶色
  • 原産地・・・日本、ロシア、中国

 夏の終わりから秋にかけて発生する、有毒のキノコです。

ブナの枯れ木によく生え、笠の裏側のヒダには発光性があることが名前の由来です。

食用のシイタケやムキタケと間違えて誤食する事例が多々あり、注意が必要です。

 

マメザヤタケ

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  • 学名・・・Xylaria polymorpha
  • 属名・・・クロサイワイタケ科クロサイワイタケ属
  • 色・・・灰~黒色
  • 原産地・・・世界各地

 世界の至る所で見られる普通のキノコで、形の変異が激しく様々な形状をして出てきます。

時には人間の手のような姿で地面から出現し、人々を怖がらせることがあります。

毒性はありませんが食用には向かないようです。

 

ウスキキヌガサタケ

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  • 学名・・・Phallus lutetus
  • 属名・・・スッポンタケ科スッポンタケ属
  • 色・・・茶色に黄色い菌網
  • 原産地・・・日本、中国、韓国、インド、メキシコ

 「キノコの女王」と呼ばれる、中国では高級食材としても使われている希少なキノコです。

菌網と呼ばれる黄色いレース状の部位があるのが特徴で、異臭を放つことでも知られています。

つかの部分がコリコリとした歯ごたえで美味しく、スープに入れられます。

 

ソライロタケ

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  • 学名・・・Entoloma virescens
  • 属名・・・イッポンシメジ科イッポンシメジ属
  • 色・・・青色
  • 原産地・・・日本

 日本固有種といわれているキノコで、鮮やかな美しい青色が特徴です。

大変希少な種で、探して巡り合うことは非常に困難だといいます。

手で触ったり、傷をつけてしまうと黄色く変色してしまいます。

 

ゲアストルム・ブリタニクム

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  • 学名・・・Geastrum britannicum
  • 色・・・茶色
  • 原産地・・・イギリス

 近年発見された新種のキノコで、今のところイギリスにしか自生していないようです。

手足の生えた小人のような形をしていて、とてもユニークなキノコです。

こんなのが庭に生えたら嬉しいですね。

 

ムラサキホウキタケ

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  • 学名・・・Clavaria zollingeri
  • 属名・・・シロソウメンタケ科シロソウメンタケ属
  • 色・・・紫色
  • 原産地・・・世界各地

 まるで海中に生えるサンゴのような形と色が特徴のキノコです。

食用にでき、見た目と裏腹に風味がよく美味しいそうです。

 

 以上、世界のおもしろキノコたちを紹介しました。

ガーデニングの立場から言えばキノコが庭に生えていることは、暗くジメジメしたイメージがあるのであまり好かれないかもしれません。

でも日当たりや水はけ、風通しを改善する目印だと思えばキノコともうまくやっていけるのではないでしょうか。

色とりどりのキノコが生えるシェードガーデンなんかも、あったら見てみたいですね。

それでは、皆さんもぜひキノコ好きになってみてくださいね。

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆名前がユニークすぎる!「タコノアシ」など

植物の解説 山野草

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

ナンテンハギ

・オウハンフジバカマ

タコノアシ

・ヤエリンドウ

・フジオトメリンドウ

・シロバナタマザキフジバカマ

・ヤンバルガンピ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からナンテンハギとタコノアシについて紹介していきます。

 

ナンテンハギについて

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  • 学名・・・Vicia unijuga
  • 属名・・・マメ科 ソラマメ属
  • 花色・・・紅紫色
  • 花期・・・6~10月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

1メートルほどまで伸びる多年草で、名前にもあるように葉の形がナンテンに、花の形がハギにすこし似ています。ですが、ハギの仲間ではなくソラマメの仲間です。

花は紅紫色で、マメ科によくみられる蝶型花をつけます。

別名フタバハギ(双葉ハギ)とも呼ばれ、二枚の葉が対につきます。
また、岐阜県の飛騨高山周辺では柔らかい新芽を食用として「小豆菜」という名前で親しまれています。
 キレイな紫色の花がとてもかわいくて涼しさを感じられる山野草です。

 原産地

北海道から九州にかけて分布する山野草で、草原などの比較的日当たりの良い場所に自生します。

育て方

 日当たりの良い所で育てます。

日陰でも育ちますが日なたの方がよく育ちます。

繁殖力がとても強く、暑さや寒さにも強く基本どこでも育ちます。

害虫はアブラムシに注意してください。

水やりも定期的に上げると元気に育ちます。

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タコノアシについて

 

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  • 学名・・・Penthorum chinense
  • 属名・・・ユキノシタ科(タコノアシ科) タコノアシ属
  • 花色・・・黄白色
  • 花期・・・8~9月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

名前がとてもユニークな「タコノアシ」。

茎の先がくるんと反って夏には内側に黄白色の小さい花をたくさんつけます。

その様子を吸盤のあるタコの足に見立てたのが名前の由来です。

花後には実をつけます。実が熟す頃には全体が赤く染まりまるで「ゆでタコ」のようになります。

 原産地

沼地や河原などの湿った場所に自生し、本州から九州にかけて分布します。

日本以外に韓国や朝鮮半島にも分布します。

 育て方

 反日以上日の当たる、日当たりの良い所で育てます。

一年中絶えず水切れの無いように管理します。腰水栽培に向いています。

田んぼの土などを用いると特に生育が良いです。

株が込み入ってきたら春に株分けをします。株分けは真夏と真冬を避けて行ってください。

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 以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・宇都宮

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アートと自然の融合!世界のぶっ飛んだ公園・テーマパーク10選


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 世界には、私たちを楽しませてくれる場所がたくさんあります。

世界遺産や絶景、美術館、庭園、遊園地、山や海などとにかくたくさんあります。

中でも私が好きなのが人が作りだしたアートと自然の美しさが融合した空間です。

それをインスタレーションのように自分で体験し、五感をフル活用して探検できるものであれば尚いっそう楽しめます。

今回は私の行きたいorオススメのそういった場の中から激選したものを紹介していきます。

 

養老天命反転地

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出典:http://www.kankou-gifu.jp/kr/portfolio/art/440/

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出典:http://4travel.jp/travelogue/11133897

 

 名前からしてヤバい臭いがプンプンしますが、日本一破天荒なテーマパークと呼ばれるところです。

岐阜県の養老にあり、1995年に開園。

今は亡き芸術家の荒川修作が手掛け、常識を逸したエピソードを数多くもつ彼だけに、このテーマパークもとんでもないことになっています。

クレーターみたいに窪んだフィールド上に無数の芸術作品やオブジェがあり、道もぐにゃぐにゃでまさに異次元に迷い込んだよう。

かなり危険な場所もあり、開園初日から骨折などのけが人が続出するも荒川修作は「あんがい少ないな」の一言。

もうこれは行ってみるほかありませんね!

 

モエレ沼公園

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出典:http://www.welcome.city.sapporo.jp/find/nature-and-parks/moerenuma_park/

 北海道の札幌市にある大きな公園で、2005年にグランドオープンしました。

彫刻家のイサム・ノグチが手掛け、「全体をひとつの彫刻作品にする」というコンセプトのもとつくられました。

園内にはガラスのピラミッド、海の噴水、モエレ山などの作品があり、北海道の雄大な自然の中で楽しめる内容となっています。

冬はスキーやソリ遊びもでき、四季折々の魅力を楽しむことが出来ます。

 

直島

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 香川県にある、瀬戸内海に浮かぶ島の一つです。

島まるごと美術館とも呼ばれるアートの島として知られ、島のあちこちに突如アートが出現したり、建築家の安藤忠雄氏が設計した地中美術館などもあります。

以前書いたレポート記事を載せておきます。

 

室生山上公園芸術の森

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出典:http://jmyk.myhome.cx/~two/photo/index2.html

 2006年に開園した奈良県にある公園です。

園内には環境造形の第一人者であり、彫刻家のダニ・カラヴァン氏がデザインしたモニュメントが立ち並びます。

地すべり防止に整備した土地をアートとして使おうとつくられた、いわば環境工事とアートの融合ともいえます。

室生村の風土に根差したアート作品を楽しめます。

 

ボマルツォの怪物公園

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 イタリア中部に位置する公園で、歴史は古く1552年につくられました。

ルネッサンスを代表する建築家のピッロ・リゴーリオが、当時この地を治めていた貴族の命を受けて完成させます。

貴族が衰退した後、およそ400年間人々から忘れ去られていましたが、1954年、この土地を買ったイタリア人が公園を修復し、今では世界的に有名な公園になったそうです。

園内には大迫力の怪物の石像や建物が点在し、ファンタジーの世界を楽しむことが出来ます。

 

ノンヌット・トロピカルガーデン

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 タイの観光地、パタヤにあるとんでもなく広い庭園です。

もともとは植物園だったらしく、植物の量が尋常じゃありません。

園内にはストーンヘンジのようなものや大量の寺院や動物のオブジェが配され、正直アートの方はあまり期待できませんが滅茶苦茶なセンスが面白いです。

タイの伝統的な踊りやゾウのショーなども楽しむことが出来ます。

 

グエル公園

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 スペインのバルセロナにある、世界遺産にも登録されている公園です。

同じく世界遺産サグラダ・ファミリアで有名なアントニオ・ガウディによって作られました。

「自然と芸術に囲まれて暮らす」がコンセプトで、カラフルなタイル張りの建造物や、曲線の美しい石の回廊などが見どころです。

 

ブルーノの森

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 それはオーストラリア南部の森の中にあります。

アーティストのブルーノ・タフス氏がつくった彫刻が木々に溶け込み、おとぎの世界の住人になったような感覚に陥ります。

2009年に起こった山火事で一度彫刻は燃えてしまいましたが、再びつくり出し今では100以上もの彫刻たちが、森の中で密かに息づいています。

 

Garden of Cosmic Speculation

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 1989年、建築家のチャールズ・ジェンクスによってつくられたスコットランドの庭園です。

一年に一度しか一般公開されないため滅多にお目にかかれない希少価値の高い庭園で、数学的・科学的な意匠が特徴です。

 

BURNINGMAN

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https://www.instagram.com/p/-gjJ-kxZxG/

 アメリカはネバダの砂漠で毎年夏に行われるイベントです。

1986年から始まり、今では世界中から数万人もの人々が集まる大規模なイベントとなりました。

なにもない砂漠で約一週間サバイバルするのですが、その間参加者それぞれが自由にアートを表現し合います。

活動は人によって様々で、ダンス、建築、アートカー、バンド、マッサージ、料理、大規模な遊具などなどなんでもありです。

美しくも厳しい砂漠の中で隣人と助け合いながらアートを感じ、また感じさせる素晴らしいイベントです。

 

 以上、アートと自然が合体した世界の公園・テーマパークを紹介してきました。

とりあえず私は養老天命反転地が気になって仕方ないので、近々行ってそのうち記事にしたいと思います。

 

記事・・・飛田亮

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今、自然葬が熱い!あなたはどんな風に葬られたいですか?

その他

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 突然ですが、自分がこの世を去った後どんな風に葬られたいか、皆さんは考えたことがありますか?

私はまだ20代ですが、わりとこんなことを考えています。笑

一般的には菩提寺からお坊さんを招いて葬式をあげ、お寺や庭園の墓石の下で眠るのが通例とされています。

しかし近年人気の葬法に、樹木葬というものがあるようです。

調べてみると遺骨を埋めた所に苗木を植えて育てたり、一本の大きな木の下に遺骨を埋めたりするそうです。

樹木の下で眠り、養分として土に還っていくのは自然回帰的でロマンがありますし、樹木が育っていく様を見るのは遺族の方も楽しめると思います。

今回は、今までの常識を覆すそういった自然葬の葬法について紹介していきたいと思います。

 

 そもそもなぜ墓石が使われるようになったか

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 エジプトのピラミッドに代表されるように、確かに石は古代から死者が眠る目印として使われてきました。

しかしその多くは支配層にある有力者だけの話で、世界中で自然葬は行われてきました。

古代の日本でも、山や川に遺灰を撒く散骨が一般的だったようです。

やがて江戸時代に檀家制度が確立したことにより人々は墓石を建て始め、戦後1948年に制定された「墓地、埋葬等に関する法律」により自然葬は禁止されることとなります。

そういった経緯で墓には墓石を建てなければならないという常識がつくられました。

ところが1991年、「葬送の自由をすすめる会」が散骨等の運動を開始したことにより徐々に自然葬が広まっていくことになります。

国の見解も「土葬が問題であって自然葬全てを禁止するわけではない」「節度をもって行えば違法性はない」というグレーゾーン的なもので、今では日本でも自然葬が公にできるようになってきました。

 

 世界で行われている自然葬の種類

 自然葬にはどんなものがあるのか、日本でできるかは別にして紹介していきます。

 

散骨

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 火葬した後の焼骨を粉末状にし、そのまま撒くことをいいます。

近年日本でもよく行われており、撒き場所をめぐってトラブルも起きているようです。

養殖を行っている近辺の海や、私有地には撒かないようにしましょう。

散骨会社も存在しているので、頼んでみるのもいいかもしれません。

 

樹木葬

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 近年人気の樹木葬。日本では行政の許可をとった霊園や墓地に遺骨を埋葬し、そこに樹木を植えます。

墓標となる樹木は一般的に低木で、ハナミズキサルスベリツツジアジサイウメモドキ等の花が咲くものが人気だそうです。

日本人にとっておなじみのサクラも人気で、「桜葬」と呼ばれています。

また、イングリッシュガーデンのようなバラを使った霊園もあり、樹木葬というより庭葬といったほうが近いものもあります。

 

風葬

 遺体を風にさらすことで風化させる葬法です。

世界各所に見られ、かつては琉球地方でも行われていました。

インドネシアに住むトラジャ族は大きな岩壁を穿ってできた横穴に死体を安置し、風化するのを待ちます。

 

水葬

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 遺体を海に沈めたり、川に流す葬法です。

最も知られているのはインドのガンジス川で行われている水葬です。

ガンジス川ヒンドゥー教において神聖な川なので、死後は皆流されます。

普通は火葬した後の灰を流しますが、中にはそのままの遺体を流す場合もあります。

ちなみにヒンドゥー教徒はガンジス河で沐浴しますが、死体以外にも生活排水やありとあらゆるものが流れているので滅茶苦茶汚いです。

私は泳いで「たまごゲップ」という寄生虫に感染しました。

 

鳥葬

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 遺体を鳥に食べさせるというワイルドな葬法です。

チベットでは今でも一般的に行われていて、儀式を行った後の「魂の抜け殻」とされる肉体を天に届けるためにハゲワシなどの鳥類に食べさせます。

食べやすくするために、世にも恐ろしい死体を細かく裁断する専門の職人が存在します。

当然ながら日本では犯罪行為です。

 

冷凍葬

 近年、スウェーデンの企業が開発した技術が冷凍葬です。

遺体を特殊な技術で凍らして粉末状にし、地中に埋めると一年以内に堆肥化され土に還ります。

火葬よりも環境にやさしく、今注目を集めている葬法です。

 

キノコ葬

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 樹木葬に近いですが、より自然回帰的な葬法がこのキノコ葬です。

近年アメリカの企業が開発した「インフィニティ・べリアル・スーツ」。通称キノコの死に装束。

このスーツは、キノコの胞子を植え付けた糸で縫われており、地中に埋めると発芽する仕組みになっているようです。

キノコは遺体中の毒素を中和してくれる作用があるので、今現在もっとも環境に優しい葬法といえるかもしれません。

現在販売中で、13万円ほどで購入することが可能です。

 

宇宙葬

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 ロケットに遺骨の入ったカプセルを取り付け宇宙に飛ばす葬法で、散骨の一種ともいえます。

地球を数か月かけて周ったあと、最後は流れ星になって消えるそうでロマンがありますね。

生前宇宙飛行士になりたかった方にはおすすめの葬法です。

日本にも宇宙葬を扱っている会社が存在するようです。

 

 以上、自然葬について紹介してきました。

葬式の際、お坊さんが唱える読経が支払う金額によってグレードが上がったり、墓石にも高級品があったりと、正直死んだ後までもそうゆうのうんざりだよ!という方も多いと思います。

ぜひそういった方は自然葬、検討してみてはいかがでしょうか。

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆キレイな花ほど毒がある!?「白花トリカブト」など

植物の解説 山野草

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・シロバナトリカブト

・タイワンシシンラン

・アマギリンドウ

・キリシマリンドウ

・シソバフジバカマ

・シロバナヤエシュウメイギク

・モモバナシュウメイギク

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からタイワンシシンランとシロバナトリカブトについて紹介していきます。

 

台湾シシンランについて

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  • 学名・・・Lysionotus apicidens
  • 属名・・・イワタバコ科シシンラン属
  • 花色・・・淡い紫色
  • 花期・・・7~9月
  • タイプ・・・多年草

 

 特徴

 皆さんは「シシンラン」という植物をご存知でしょうか?

市場には出回っていない日本固有種の山野草で、希少であることから天然記念物に指定され採取も禁止となっています。

その為今現在市場に出回っているシシンランの多くは「台湾シシンラン」と「峨眉山シシンラン」です。

実際はランではなくイワタバコの仲間で、夏になると筒状の花をぶら下げるように咲かします。

花色は台湾シシンランは内部に紅紫色の模様が入る淡い紫色、峨眉山シシンランは同じく紅紫色の模様が入る白色、シシンランは模様のない淡い桃色~白色を呈しています。

着生種のため、自生地ではカシなどの樹木の幹にくっ付いて成長します。

花の咲き方がとてもユニークな山野草で、着生種ですが鉢物として楽しめるのでおすすめです。

 

 原産地

 台湾、中国、最近では沖縄本島の一部でも自生地が発見されました。

峨眉山シシンランは中国の四川省にある峨眉山に自生しています。

 

 育て方

 もともとが着生種なので風通しの良い半日陰の環境で育て、夏期の直射日光は避けましょう。

水はけの良い土壌で、あまり水をやりすぎないように表土が乾いたらたっぷりと与えます。

暑さには比較的強いですが、耐寒性があまりないため寒地では屋内で越冬させた方がいいです。

 

白花トリカブトについて

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 特徴

 トリカブトという名前と毒性については知っている方も多いと思いますが、可憐な花が咲くことを知らない方は意外と多いと思います。

秋になると白い花を咲かし、花の形が烏帽子に似ていることが名前の由来です。

花弁に見えるのは萼片で、根っこだけでなく全草に毒性があります。

葉の形が山菜として知られるニリンソウヨモギとよく似ているため、誤食されるケースがあるので気を付けましょう。

アイヌ民族は矢毒としてトリカブトを利用し、狩りを行っていた歴史があります。

 

 原産地

 トリカブトは本州の中部以北、北海道の低山から亜高山帯のやや湿った草原や明るい森林などに多く自生しています。

 

 育て方

 日なた~半日陰で育ちますが、夏期は涼しい日陰で管理しましょう。

耐陰性があるので、シェードガーデンにも向いています。

どちらかというと湿りがちの土壌を好むため、乾燥のしすぎには注意しましょう。

また毒性が強いためペットや子どもの手の届かないところに植えるようにしてください。

手に傷がある場合は、トリカブトの汁に触れると危険なためきちんと手袋などをはめるといいです。

 

 以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・飛田亮

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