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GardenPorterのブログ

滋賀県にある山野草のネットショップ、GardenPorterのブログです。山野草を始めとする四季折々の草花やお手入れやガーデニングに関する情報を初心者の方にもわかりやすくお届けします。

☆新商品入荷☆ダイエット効果???「クワ」など

山野草 植物の解説

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・ノウショククサアジサイ

・クサアジサイ

・ツバキ「ロビラキ」

・フイリヤマホロシ

・シコタンソウ

サギソウ「ギンガ」

・クワ     

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からツバキ「ロビラキ」とクワについて紹介していきます

ツバキ「ロビラキ(炉開き)」について

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  • 学名・・・Camellia hybrid 'Robiraki' 
  • 属名・・・ツバキ科 ツバキ属
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・9~4月
  • タイプ・・・常緑

 特徴

ツバキは日本を代表する花木で世界告知で栽培されています。

日本だけでなく中国や欧米でも人気です。

ユキツバキと茶の自然配雑種で大変珍しい品種です。

ほかのツバキンなどに比べて花が咲くのがとても早いのが特徴です。

花にはお茶のような香りがあり、ピンク色の花を咲かせます。

「 ロビラキ」の名前は茶道の11月の行事で風炉を閉じて地炉を開く11月の「炉開き」のころに花を咲かせる事が由来です。

茶花や切り花にもおすすめです。

 原産地

新潟県で発見され、東北地方南部以南で栽培委されてます。

   育て方

 日当たりと風通しのよいところで育てましょう。

半日陰でも育ちます。

常緑ですが花後、古い葉を落とします。

花芽を切り落とさないように6月までに剪定を行いましょう。

チャドクガなどの害虫が付きやすいので注意しましょう。

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クワについて

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  • 学名・・・Morus bombycis
  • 属名・・・クワ科 クワ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・4~5月
  • タイプ・・・落葉

 特徴

クワは昔から蚕のエサになることで知られている樹木で、葉はハート型でギザギザがあります。クワの葉は古くからお茶の葉として利用されてきました。

クワの葉は腸の調子を整え、血糖値の上昇をゆるやかにしたり、メタボになりにくくする効果があり現在ではダイエット効果が期待される健康食品として注目されています。

クワの実は「マルベリー」と呼ばれラズベリーのような赤や紫色で、酸味や甘みがあるのでジャムに使用されたり、お酒になります。熟すと赤から黒に変化します。

春にはもじゃもじゃじとした糸状の白い花を咲かせます。

 

クワの花言葉が「彼女のすべてが好き」「ともに死のう」などで、度々恋愛物語などの題材として取り上げられています。

例としてシェイクスピアで有名な「ロミオとジュリエット」の原作、ギリシャ神話の「ピュラモスとティスベ」などがあります。

恋愛の他にも防災など昔からいろんな思いが込められてきた樹木です。

 原産地

  中国や日本などの亜熱帯が原産地の落葉高木です。

 育て方

日当たりを好みますが、多少の日陰でも育ちます。

表土が乾いたらたっぷり水をあげます。

小さい品種でも2~3メートルまで伸びるので剪定をして大きさを整えます。

実は黒紫色になってきて熟したら収穫してすぐに生食するか加工して保管します。

 育てやすい植物ですが真夏の水切れに注意しましょう。

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 以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・宇都宮

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【雑草対策】夏の厄介な雑草を防ぐグラウンドカバープランツ10選

ガーデニング 管理 植物の解説 雑草対策

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 お盆を過ぎてもまだまだ暑い。夏の勢いは止まりません。

雑草だってまだまだ伸びます。放っておけば伸び放題になってしまうでしょう。

今までいくつかの雑草対策記事を書いてきましたが、今回はグラウンドカバープランツに絞って紹介していきたいと思います。

グラウンドカバープランツとはその名の通り地表を覆うように成長する植物のことを言います。

草丈は低く、横へ這う様に成長するほふく型のものが多いです。

グラウンドカバープランツを植えることにより、株と株の隙間など土が露出している部分も覆ってくれるため雑草が生える隙がなくなり、雑草対策となるわけです。

今回はそんなグラウンドカバープランツの中から、とくに夏の暑さにも雑草にも負けない強い性質のものを紹介していきます。

 

 ヒメイワダレソウ

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出典:http://kidssmile.blog.jp/archives/65197722.html

  • 学名・・・Lippia canescens
  • 属名・・・クマツヅラ科イワダレソウ属
  • 花色・・・白、ピンク
  • 花期・・・5~9月
  • タイプ・・・多年草

 かなり強健な性質をもつグラウンドカバーで、地下茎とこぼれ種で爆発的に増えていきます。

春から夏の終わりまで可愛らしい花をたくさん咲かせ楽しませてくれますが、周りの植物を駆逐する勢いで成長していくので、大事に育てている植物の周りには植えない方がいいでしょう。

 

 ハツユキカズラ

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 グラウンドカバープランツって便利だけどなんか地味で・・・という方におすすめしたいのがハツユキカズラです。

つる性で地表を這って成長するグラウンドカバープランツでありながら、赤や白の葉色が美しいカラーリーフプランツでもあります。

秋には真っ赤な紅葉を楽しめます。

 

 ミント

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  • 学名・・・Mentha
  • 科名・・・シソ科
  • 花期・・・7~8月
  • タイプ・・・耐寒性多年草

 最も親しまれているハーブの1つでお菓子や料理、歯磨き粉やトニックなどに使われています。

地下茎によってみるみる成長していくので、グラウンドカバーとしても使えますが、他の植物の邪魔にならないよう気を付けなければなりません。

 

 タイム

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  • 学名・・・Thyme
  • 科名・・・シソ科
  • 花期・・・5~7月
  • タイプ・・・常緑小低木

 防腐剤、保存材としての効果があり、香水や口内清涼剤、歯磨き粉、石鹸などに利用されるハーブの仲間です。

香りも楽しめるグラウンドカバーですが、ミント同様暴れ放題にならないよう気を付けましょう。

 

 イブキジャコウソウ

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  • 学名・・・Thymus quinquecostatus
  • 属名・・・シソ科イブキジャコウソウ属
  • 花色・・・白、ピンク
  • 花期・・・5~7月
  • タイプ・・・常緑小低木

 高山に生息する山野草の一種で、這う様に成長することからグラウンドカバープランツとしても利用されています。

夏になるとピンクや白色の小さな花を一面に咲かす様は美しいです。

タイムの近縁種としてもしられ、葉は香り高くハーブとしても利用されています。

 

 ワイヤープランツ

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  • 学名・・・Muehlenbeckia
  • 属名・・・タデ科ミューレンベッキア属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・5~8月
  • タイプ・・・つる性低木

 ワイヤーのような細い枝を這うように伸ばし、小さくてつやのある葉をわさっと茂らせます。

刈込みにもよく耐える強健な性質をもっているので、夏場は蒸れを防ぐために透かしてあげるといいです。

霜に当たると枯れることがありますが、根が生きていればまた新芽を出します。

 

 タマリュウ

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  • 学名・・・Ophiopogon japonicus
  • 属名・・・ユリ科ジャノヒゲ属
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・5~6月
  • タイプ・・・多年草

 ジャノヒゲの矮小種で、耐暑性、耐陰性、耐寒性があり、多少踏んでも枯れない強健な性質を持っています。

小さな草姿を活かしコンクリートの目地の隙間や、グラウンドカバーとしても使われています。

 

 ヤブラン

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  • 学名・・・Liriope platyphylla
  • 属名・・・ユリ科ヤブラン
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・8~10月
  • タイプ・・・多年草

 草丈は20~50cmくらいで、細長い葉が涼やかなグラウンドカバーです。

夏から秋にかけて花茎を伸ばし、淡い紫色の花を咲かせます。

斑入り種の葉も美しいです。

 

 セダム

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  • 学名・・・Sedum
  • 属名・・・ベンケイソウ科マンネングサ属
  • タイプ・・・多年草

 マンネングサ属の総称としてセダムと呼ばれます。

多肉質でそれぞれ変わった形の葉が特徴的で、寄せ植えなどによく使われますがグラウンドカバーとしても利用できます。

日本原産のものと洋種のものがありますが、庭植えにする場合は風土になじんだ日本のものがいいでしょう。

 

 グレコマ

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出典:http://www.niwagatari.com/?cat=218&paged=2

  • 学名・・・Glechoma hederacea
  • 属名・・・シソ科カキドオシ属
  • 花色・・・紫
  • 花期・・・4~5月
  • タイプ・・・多年草

 横に這うように伸びていき、ツタのように伸びた茎から根を出して成長していく強健なハーブの仲間です。

丸くギザギザの入った葉と斑模様が可愛らしく、その特性からグラウンドカバーとしても使われています。

 

 以上、雑草対策にもなるグラウンドカバープランツたちを紹介してきました。

今から植えたんじゃ間に合わないという方も、また来る来年の夏に備えて準備してみてはいかがでしょうか。

 

記事・・・飛田亮

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日本人なら知っておきたい。用と美を兼ね備えた竹垣10選

日本文化 竹細工

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 例えば京都や金沢など、和の景観が色濃く残る地を訪れたとします。

皆さんはそこでなにを目にしたとき、もっとも伝統美を感じますか?

町屋などの伝統建築や迫力のある鬼瓦、着物に下駄を履いて歩く人々や石畳の小路など人それぞれだと思いますが、私は中でも特に「竹」に強く心惹かれます。

青々とした竹が植えられた日本庭園や街道はもとより、竹が巧妙に取り入れてある日本建築や空間を仕切る竹垣、緻密な竹細工が並べてある土産屋が私は大好きです。

竹はアジアの温帯・熱帯地域に多く自生するためアジア諸国の人々の生活と密接な関わりがあることで知られていますが、中でも日本では身近な竹を活用した独自の文化を発展させてきました。

その代表的な作品がさまざまな趣向を凝らした竹垣といえるでしょう。

諸外国では頑丈な石や木で境界をつくる文化が一般的ですが、日本では軽くしなやかな竹を使い多種多様な形式の垣根をつくってきた歴史があります。

竹垣には大きく分けて2種類存在し、空間を仕切る為の「透かし垣」と目隠しにつかう「遮蔽垣」がありますが、今回はそんな竹垣の中から定番の竹垣5種と変わり種の5種、合わせて10種を紹介していきます。

 

 四ツ目垣(よつめがき)

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出典:http://www.yokotake.co.jp/pages/yotsumegaki002.htm

 古くから広く用いられてきた透かし垣の代表格です。

マダケを縦横に組むだけの簡単な作りですが、そのシンプルさゆえに美しく見せるには難しいです。

細竹で2本使いにしたり、立子の高さを変えたりとバリエーションに富んでいます。

 

 建仁寺垣(けんにんじがき)

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出典:http://www.bamboo-aichi.com/stylish_use/index.html

 四ツ目垣が透かし垣の代表格なら、建仁寺垣はもっとも一般的な遮蔽垣といえます。

割り竹の立子を押し縁でおさえた作りで、等間隔にシュロ縄で結束していきます。

整然と並んだ割り竹と結束のアクセントが美しい遮蔽垣の王道です。

 

 金閣寺垣(きんかくじがき)

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出典:http://www.yokotake.co.jp/pages/kinkakujigaki002.htm

 四ツ目垣の応用ともいえる透かし垣の一種で、京都の金閣寺に代表される竹垣です。

頭には玉縁といわれる半割りの竹を笠のように被せ、背丈が低く作られることが多いことからどこか可愛らしい雰囲気があります。

 

 御簾垣(みすがき)

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出典:http://www.yokotake.co.jp/pages/misugaki001.htm

 細い丸竹を横に積み上げ、縦に押し縁でおさえる遮蔽垣の一種です。

まるで大きなすだれのような外観をしているので御簾垣と名付けられました。

歴史ある日本庭園よりも住宅地でよく目にすることから、最近でもよく作られる人気の竹垣のひとつです。

 

 桂垣(かつらがき)

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出典:http://www.panoramio.com/photo/121832789

 日本庭園の至高と呼ばれる京都の桂離宮に代表する遮蔽垣です。

竹穂垣の一種でもあり、竹の小枝を密に横向きに並べ縦使いの太い押し縁で抑えます。

押し縁の上部の突き出しが斜めにカットされるのも特徴的です。

竹穂の向きが整然と揃えられているものは独特な模様を描き非常に美しいです。

 

 蓑垣(みのがき)

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出典:http://woman.excite.co.jp/blog/sanpo/sid_2430314/

 ここからは少し変わった竹垣たちを紹介します。

蓑垣は遮蔽垣の一種で、竹穂を下向きにかきつけることでまるで蓑そっくりに仕上がる素朴で自然味溢れる竹垣です。

何段かに竹穂を切りそろえたものは鎧垣とも呼ばれます。

 

 松明垣(たいまつがき)

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出典:http://www.bamboo-aichi.com/stylish_use/index.html

 割竹を一定の太さに束ね立子とする、重厚感と気品を感じさせる竹垣です。

束ねられた割竹が松明のように見えるために名付けられました。

割竹の代わりに竹穂、ハギやクロモジの枝で作られる場合もあります。

 

 網代垣(あじろがき)

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出典:http://blog.livedoor.jp/chuoko_blog_02/archives/2008-09.html

 遮蔽垣の一種で、割竹を編み上げた竹垣です。

竹のしなやかさと網目の美しさが特徴的です。

網代垣の種類には、斜めに編み上げた沼津垣や縦横に編み上げた大津垣などがあります。

写真は沼津垣です。

 

 九頭竜垣(くずりゅうがき)

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出典:http://store.shopping.yahoo.co.jp/i-port-shop/taka-kzo-10.html

 透かし垣の一種で、京都の光悦寺に代表される光悦寺垣の応用といえます。

まず柱がないことが特徴で、玉縁の丸竹を細割りすることで竹のしなやかさを最大限に引き出し、両端を地面に付けることでゆるやかな曲線美を生み出します。

光悦寺垣は玉縁の片方しか地面に着かないことに違いがあります。

 

 創作垣(そうさくがき)

https://www.instagram.com/p/BBe9EcVRZ8e/

 これらの竹垣の伝統美を踏まえ、現代の新たな竹垣の境地を開かんとするものを創作垣と呼びます。

写真は私も研修に参加し作らせていただいた臥龍垣(がりゅうがき)です。

九頭竜垣の応用形ともいえ、さらに竹のもつしなやかさを強調した作品です。

乱れ組子も迫力があり、まさに地に臥す龍が如しですね。

 

 以上、ほんの一部に過ぎませんが日本が誇る伝統美・竹垣を紹介してきました。

竹垣を作る機会が減っているだけに、見る機会もあまりなくなってしまうかもしれませんが、ぜひ意識してみてください。

日本の手間ひまの文化や境界に対する古き良き日本人の類まれなる感覚がそこには息づいています。

そして庭師たるものいつかはオリジナルの創作垣を作ってみたいものですね。

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆純白の翼をもつ「サギソウ」など

山野草 植物の解説

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・カナシデ

・コウヨウシマツルボ

サギソウ

・ツルリンドウ

・フイリツルリンドウ

・フイリムラサキシキブ

オカトラノオ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からツルリンドウとサギソウについて紹介していきます。

ツルリンドウについて

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  • 学名・・Tripterospermum iaponicum
  • 属名・・・リンドウ科 ツルリンドウ属
  • 花色・・・紫
  • 花期・・・8~10月
  • タイプ・・・つる性多年草

 特徴

つる性で、花をリンドウにみたてています。

株から細いつるを伸ばして近くの茎や枝に巻き付いたり、地面を蔦いながら広がります。高い木に巻き付く性質ではなく、低い雑草などが多いです。

葉の裏や茎は紫色を帯びて、長さは40~80センチほどまで成長します。

花色はリンドウのような濃い青色じゃなく、淡紫色から白色の花を咲かし、花後には真っ赤な果実をつけます。

花はあまり目立ちませんが、秋の訪れを感じられる花です。

緑の中で真っ赤な実はひときわ映えます。

花が終わっても実ができるので、長い間楽しめるのがツルリンドウの魅力でもあります。

ツルリンドウには斑入りのものもあります。

 原産地

北海道、本州、四国、九州などの低山~亜高山で樹林のしたなどに自生しています。

   育て方

 暑さに弱いので夏は直射日光にあたらないようにし、明るい半日陰から日陰で育てるのが好ましいです。

乾燥も嫌うので水切れのないように、表面が乾いたらたっぷり水をあげるようにましょう。

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サギソウについて

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  • 学名・・・Habenaria radiata
  • 属名・・・ラン科 サギソウ
  • 花色・・・白
  • 花期・・・7~9月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

茎は単立して高く伸び、先端にキレイな白色の花をさかせます。

 花の形がシラサギが翼を広げている姿に似ていることから「サギソウ」の名前がついています。花もちはあまりよくありませんがとてもきれいなはなです。

全国に分布していましたが、現在では野生で見られることも減り絶滅危惧種にしていされています。

鉢植えや盆栽にもおすすめです。

 原産地

 日当たりの良い湿地などに自生する球根性のランで、北海道、四国、九州などに分布しています。

 育て方  

 日当たりと、風通しの良い場所を好みますが、夏期は直射日光を避けた明るい日影が好ましいです。

湿地の植物なので、特に水切れには注意して表面が生乾きになったら水をあげましょう。

一年を通して水切れをさせないのがうまく育てるポイントとなります。

掛かりやすい害虫はナメクジによる食害されることがあるので気を付けましょう。

病気はウイルス病にかかりやすいです。

ウイルス病になると、異様にねじれたり変なまだら模様がでるので、早めに確認し取り除くようにましょう。

植え替えは毎年行いましょう。

サギソウは主に球根で増やします。

うまく育つと一年で2.3倍に増やすことが出来ます。

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 以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・宇都宮

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【人類最古の発明】繊維として使われてきた植物たち8選【植物繊維】

植物の解説 日本文化

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 一般的にはおよそ450万年前、二足歩行をする猿人が出現したことから人類が誕生したといわれています。

それから人類は様々な進化を遂げ今日まで歴史を紡いできたわけですが、そこにはやはり「道具」の存在が欠かせません。

特に縄や布等の「繊維」で作り出した道具は、文明を圧倒的に飛躍させた大発明といわれており、それには植物繊維が多く使われてきました。

そこで今回は人類最古の発明といわれる植物繊維として利用されてきた植物たちを紹介していきたいと思います。

 

 アサ

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大きく裂片する葉が特徴的で、成長がかなり早いことでも知られています。

古来の日本では最も馴染みの深かった植物繊維でしたが、現代の日本では栽培は禁止されています。

アサの繊維は衣服や履物、装身具、袋などに使われ、神道に関係のある神聖な植物でもあることから神社の注連縄など神事の際も使われます。

 

 カラムシ

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  • 学名・・・Boehmeria nivea var. nipononivea
  • 属名・・・イラクサ科カラムシ属
  • 別名・・・苧麻、青苧
  • 原産地・・・南アジア~東アジア
  • タイプ・・・多年草

よく道端に生えており、現代では雑草扱いされています。

裏側の白い大きめの葉が特徴的で、地下茎で増えることから大抵群落をつくります。

茎を蒸して乾燥させることで繊維が採れ、衣類、紙、漁網などに使われます。

 

 ワタ

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  • 学名・・・Gossypium
  • 属名・・・アオイ科ワタ属
  • 別名・・・木綿、コットン
  • 原産地・・・インド
  • タイプ・・・多年草

夏になるとハイビスカスのような黄色い花を咲かし、秋になると果実をつけます。

果実がはじけると中から白い綿毛が飛び出し、それを繊維として利用してきた歴史があります。

用途はタオルや衣類として使われてきました。

 

 アマ

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  • 学名・・・Linum usitatissimum
  • 属名・・・アマ科アマ属
  • 別名・・・ヌメゴマ、一年亜麻
  • 原産地・・・ロシア~中東
  • タイプ・・・一年草

春になると青紫色の花を咲かす一年草ですが、園芸種では宿根のものも出回っています。

寒い地方でしか栽培できないので、日本では北海道のみに生息しています。

茎の繊維はリネンと呼ばれ、アサよりも柔らかくかつ強靭な高級素材として知られています。

大航海時代の船の帆はアマの繊維でつくられていました。

 

 ミツマタ

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  • 学名・・・Edgeworthia chrysantha
  • 属名・・・ジンチョウゲミツマタ
  • 別名・・・ヌメゴマ、一年亜麻
  • 原産地・・・ロシア~中東
  • タイプ・・・落葉低木

春になると黄色い花を咲かす落葉低木です。

必ず枝が三又に分かれるのが特徴で、日本では和紙の原料として古くから使われてきました。

同じジンチョウゲ科のガンピも同様に和紙の繊維として利用されています。

 

 コウゾ

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  • 学名・・・Broussonetia kazinoki × B. papyrifera
  • 属名・・・クワ科コウゾ属
  • 原産地・・・日本、東アジア
  • タイプ・・・落葉低木

春に紫色の毛玉のような花を咲かし、夏に赤い実をつけるクワの仲間です。

ヒメコウゾとカジノキの雑種で、和紙の原料として利用されてきました。

コウゾの樹皮でつくった糸を「ゆう」といい、神道の祭事に使われました。

 シュロ

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  • 学名・・・Trachycarpus
  • 属名・・・ヤシ科ヤシ属
  • 原産地・・・日本、東アジア
  • タイプ・・・常緑高木

日本庭園にも植えられるヤシの仲間です。

幹は暗褐色の繊維質に包まれており、シュロ皮と呼ばれます。

シュロ皮の繊維はたわしや箒、縄などに利用され炭で黒く染めたシュロ縄は竹垣の結束によく使われます。

 

 以上、植物繊維として使われてきた植物たちを紹介してきました。

現代ではほとんど化学繊維に頼り切りになっていますが、大事な歴史として覚えておきたいことですね。

 

記事・・・飛田亮

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お盆の供花はこれで決まり!お盆に所縁のある植物8選

植物の解説 ガーデニング 日本文化

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 今日は8月13日。迎え火を焚かれる地域も多いかと思います。

地域によっては7月に盆入りする所もありますが、今日からお盆休みに入られた方も多いのではないでしょうか。

そもそもお盆とは先祖の霊を迎え供養する行事で、植物との関係も深いことで知られています。

そこで今回は、お盆に馴染みのある植物や供花におすすめの植物を紹介していきます。

 

 シキミ

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  • 学名・・・Illicium anisatum
  • 属名・・・マツブサ科シキミ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・3~4月
  • タイプ・・・常緑高木

空海密教の修法に使ったことから、仏教に馴染みの深い植物として知られています。

水が腐りにくくなることから切り花として仏前の供花に使われ、地域によってはお盆になくてはならない植物です。

香木・有毒植物としての一面もあり、お香の原料としても使われています。

 

 ホオズキ

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  • 学名・・・Physalis alkekengi var. franchetii
  • 属名・・・ナス科ホオズキ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・6~7月
  • タイプ・・・多年草

この時期、燃えるような真っ赤な実をつけるホオズキ。

ご先祖様の魂を導くための提灯として、お盆の定番の植物として使われています。

盆前には全国で「ほおずき市」が開催され、夏の風物詩としても知られています。

食用のものと観賞用のものは別なのでご注意を。

 

 キク

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  • 学名・・・Chrysanthemum morifolium
  • 属名・・・キク科キク属
  • 花色・・・黄色、白色、ピンク色
  • 花期・・・6~10月
  • タイプ・・・多年草

仏花といばキクというほど、供花としてよく使われています。

何故キクが供花の定番になったのかは定かではありませんが、日持ちがいいことと栽培技術が進んでいつでも調達できることが大きいと思います。

そして何より、皇室の紋章になるほど日本人に馴染みが深い植物だからでしょう。

 

 ミソハギ

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別名、「盆花」「精霊花」ともいいお盆によく使われる植物です。

地域によっては花穂に水を含ませ、供え物に水をかける風習があります。

その姿が禊ぎのようなので、禊萩と名付けられたと言われています。

 

 ハス

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  • 学名・・・Nelumbo nucifera
  • 属名・・・ハス科ハス属
  • 花色・・・白色、ピンク色
  • 花期・・・7~8月
  • タイプ・・・多年草

仏教では蓮華といい、仏像の台座である蓮華座など様々な意匠として使われてきました。

極楽浄土を象徴する花でもあり、お盆の時期に咲くことから供花に人気の花です。

また花後のハスの実を使うこともあります。

 

 オミナエシ

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秋の七草の一つでもあり、昔から親しまれてきた花です。

お盆の時期に一斉に咲きだすことから、供花の定番とされてきました。

 

 リンドウ

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  • 学名・・・Gentiana
  • 属名・・・リンドウ科リンドウ属
  • 花色・・・青色、紫色
  • 花期・・・8~11月
  • タイプ・・・多年草

昔から、お盆の時期には野山などの身近な場所に咲いていたため供花としてよく使われてきました。

花言葉に「悲しんでいるあなたを愛する」という意味があることもお盆にお似合いの花だと思います。

 

 スターチス

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  • 学名・・・Limonium
  • 属名・・・イソマツ科イソマツ属
  • 花色・・・白色、紫色、ピンク色、赤色、黄色、青色
  • 花期・・・5~7月
  • タイプ・・・多年草

洋花のスターチスもお盆の供花によく使われています。

様々な色の花が売られていますが、中でも紫色は仏様や位の高い人しか身に付けることが出来なかったので、供花として人気です。

また暑い夏でも日持ちするので扱いやすいです。

 

 以上、お盆におすすめの植物を紹介してきました。

ぜひ供花やお盆の飾りの参考にしてみてください。

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆江戸の文化が冴える葉芸「ツワブキ【フクジュボタン】」など

植物の解説 山野草

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・エンスイハギ

・イヌビワ

アオジクシモバシラ

・ヤマルリトラノオ

・マツムラソウ

ツワブキ「フクジュボタン」

・ガビサンシシンラン

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からヤマルリトラノオとフクジュボタンについて紹介していきます。

 

ヤマルリトラノオについて

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 特徴

 ニョキッと伸びた花序が可愛らしいヤマルリトラノオ

夏になると直立した茎に薄紫色の小さな花を、房状にたくさん咲かせます。

長く直立した花序がまるで虎の尾のように見えることから名付けられました。

よく似たものに、「クガイソウ」や伊吹山特産の「ルリトラノオ」があります。

見分け方は、クガイソウの葉の付き方が輪生なのに対しヤマルリトラノオは対生、ルリトラノオが葉柄が無いのに対しヤマルリトラノオは葉柄がある等の違いがあります。

日本固有種の貴重な山野草で、茶花としても人気があります。

 

 原産地

 日本固有種です。

本州の日本海側、東北から近畿地方にかけての山地~亜高山帯に自生しています。

 

   育て方

 手間のかからない強健な性質をもっています。

日当たりを好みますが、夏期の直射日光を長時間浴びると葉焼けや水切れを起こしてしまう恐れがあるので、夏場は半日陰で管理してあげるといいです。

花が咲き終わったら、切り戻してあげると脇芽が出てまた花が咲きます。

冬場は地上部が枯れるので、地面から数センチのところで刈り取ってあげるといいです。

水はけの良い場所を好むのでロックガーデンにも向いています。

庭植えでも鉢ものにしても楽しめます。

 

ツワブキ「フクジュボタン」について

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  • 学名・・・Farfugium japonicum
  • 属名・・・キク科ツワブキ
  • 花色・・・黄
  • 花期・・・9~10月
  • タイプ・・・耐寒性多年草

 特徴

 人目を惹く強く縮れた葉。

一見何の植物なのかわかりませんが、実はこれツワブキなんです。

ツワブキは突然変異が起こりやすく、江戸時代には「葉芸」とよばれる様々な変異種が作出され、栽培されてきた歴史があります。

白い斑が入る「浮雲錦」や亀甲状の葉脈が特徴の「亀丸」などがありますが、本種は強く縮れる「獅子芸」と呼ばれる葉芸が特徴的です。

やや小型に育つので、鉢物として楽しむのもおすすめです。

かなり独特な雰囲気があるので、庭に植えても鉢植えにしても目立つこと間違いなしです。

花は通常のツワブキと同じように、秋から冬にかけて黄色いキクらしい花を咲かせます。

 

 原産地

 ツワブキ自体は本州(福島県、石川県以南)、四国、九州、朝鮮半島、中国に自生しています。

園芸が盛んな江戸時代に変わり葉の植物が収集・栽培され、数多くの園芸品種が生み出されてきました。

 

 育て方  

 日本の風土に適した植物なので特に手のかかることはありません。

日陰でも日向でも栽培できるので、シェードガーデンにも向いています。

強いていえば夏期の西日を遮光するなど、夏場の葉焼け・水切れ対策くらいです。

葉芸は株が小さいと顕著に表れないことがありますが、成長していくとよりはっきりと表れてきます。

成長していく過程で枯れた葉は、放置しておくと病害虫の発生や蒸れの原因になるので茎の根元から抜いて取り除きましょう。

 

 以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・飛田亮

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滋賀県最高峰・伊吹山で出会った山野草たちを紹介します【後編】

山野草 登山 植物の解説


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 前回に引き続き、伊吹山で見つけた植物たちを紹介していきます。

↓前回の記事はこちら↓


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 淡いピンク色の小さな花が可愛らしいイワアカバ

  • 学名・・・Epilobium cephalostigma
  • 属名・・・アカバナ科アカバナ属
  • 花色・・・白色~淡いピンク色
  • 花期・・・7~8月
  • タイプ・・・多年草

葉や茎が所々赤みを帯びていたため、草原の中でかろうじて見つけられたイワアカバナ。

小さな花なので、葉茎が緑色だったら見逃していたかもしれません。

夏の間、淡いピンク色をした可愛らしい花を咲かせます。

 

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 伊吹山固有種のミヤマコアザミ

  • 学名・・・Cirsium japonicum var. ibukiense
  • 属名・・・キク科アザミ属
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・6~8月
  • タイプ・・・多年草

ノアザミの変種とされ、通常のアザミよりも背丈が30~50cmと低く、棘や毛が多いことが特徴です。

他にもイブキアザミ、コイブキアザミなど伊吹山固有のアザミが数種存在します。

 

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 凛として咲くツリガネニンジン

  • 学名・・・Adenophora triphylla var. japonica
  • 属名・・・キキョウ科ツリガネニンジン
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・8~10月
  • タイプ・・・多年草

淡い色合いで繊細な花姿ながら、とても存在感のあるツリガネニンジン

細い茎に釣鐘状の可愛らしい花を咲かせます。

春に出る若い芽は山菜として食べられるそうです。

 

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 段々に花を咲かせるウツボグサ

  • 学名・・・Prunella vulgaris ssp. asiatica
  • 属名・・・シソ科ウツボグサ属
  • 花色・・・紫色
  • 花期・・・6~8月
  • タイプ・・・多年草

紫色の唇形花を規則的に咲かし、花の形が弓矢を入れる靭(うつぼ)に似ていることから名付けられました。

ハーブとしても使える薬用植物の一面もあります。

 

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 夏の伊吹山の主役・シモツケソウ

  • 学名・・・Filipendula multijuga
  • 属名・・・バラ科シモツケソウ属
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・7~8月
  • タイプ・・・多年草

夏の伊吹山をピンク色に染めるシモツケソウ。

皆この花の群落を目当てにやってきているようでした。

しかし鹿の食害やアカソ等他の植物との生存競争で近年激減し、お花畑という感じは見られなく残念でしたが、まばらに咲いていても美しかったです。

木本のシモツケや、キョウガノコなどと花の雰囲気が似ていますが、葉の付き方や形状で見分けがつきます。

 

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花を見つけながら歩いていると、あっという間に山頂に到着です。

本当に山の頂上か?と疑ってしまうほどの賑わいっぷりでした。

 

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 頂上の草原と、琵琶湖を望む絶景

広い山頂でも今まで出会った多種多様な高山植物を目にすることができました。

中でも黄色い花のメタカラコウがよく咲いていました。

一休止を終え、絶景を楽しんだら下山します。

 

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 秋に咲くサラシナショウマの群落

中央登山道高山植物でいっぱいでした。

1m程の背丈に白い穂状の花を咲かせるサラシナショウマ

まだ数輪程しか咲いていませんでしたが、この一面の群落がすべて開花すればかなり見応えがあると思います。

 

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 可愛らしい黄花のダイコンソウ

  • 学名・・・Geum japonicum
  • 属名・・・バラ科ダイコンソウ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・6~8月
  • タイプ・・・多年草

葉の形が大根に似ていることから名付けられたダイコンソウ。

花はイチゴに雰囲気が似ています。

もう終わりかけでしたが、かろうじて見ることができました。

 

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 草丈の大きなウバユリ

  • 学名・・・Cardiocrinum cordatum
  • 属名・・・ユリ科ウバユリ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7~8月
  • タイプ・・・多年草

ユリにしては珍しく、ハート形の大きな葉を持つウバユリ。

花が開花すると、葉は枯れていきます。

普通草丈は1m程度ですが、このウバユリは1.6m以上はあって驚きました。

 

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  夏らしい黄花のキリンソウ

  • 学名・・・Phedimus aizoon var. floribundus
  • 属名・・・ベンケイソウ科キリンソウ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・6~8月
  • タイプ・・・多年草

マンネングサのような黄色い花を咲かせるキリンソウ。

葉も肉質で、多肉植物のような様相を呈しています。

アキノキリンソウという植物もありますが、あちらはキク科なので完全な別種です。

 

 以上、伊吹山で出会った山野草たちでした。

本当はまだまだ紹介したいのですが、キリがないのでここら辺にしておきます。

オマケに九合目で頂いた人気のソフトクリームがこちら。

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 薬草ソフト(左)とよもぎソフト(右)

 薬草ソフトは伊吹山限定!お味の方は・・・ぜひお試しあれ(笑)

山の日も近いことですし、夏休み中滋賀県に立ち寄る際は伊吹山に登ってみてはいかがでしょうか。

 

記事・・・飛田亮

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滋賀県最高峰・伊吹山で出会った山野草たちを紹介します【前編】

登山 植物の解説 山野草

 

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 先日、滋賀県の最高峰である伊吹山に登ってきました。

伊吹山滋賀県岐阜県の県境に位置し、標高は1377m。

日本百名山」、「新・花の百名山」にも選定されている人気の山で、薬草の山としても有名です。

280種以上もの薬用植物が自生し、多種多様な高山植物も豊富で「イブキ」の名を冠する植物は20種以上と花の名山ぶりがうかがえます。

特にこの時期は山頂付近の高山植物群が見頃を迎え、大草原に色とりどりの山野草たちが風にたなびく素晴らしい風景が広がります。

山の日も近いということで、今回は伊吹山で出会った山野草たちを皆さんに紹介していこうと思います。

 

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 ここは伊吹山九合目。

もちろん一合目から人力で登ることもできますが、伊吹山ドライブウェイを通れば車で九合目まで登ることができます。

ここから山頂までは大きく2つのルートがあり、緩やかな傾斜を登っていく西登山道(所要時間40分程度)と、階段を上っていく最短コースの中央登山道(所要時間20分程度)です。

私は西登山道で登り、中央登山道で下ることにしました。

恐らくこれが一番楽に楽しめるルートです。

 

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山の岩肌にも山野草がちらほらと開花していました。

期待に胸が膨らみます。

 

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 西登山道の入り口に生えていたシシウド

  • 学名・・・Angelica pubescens
  • 属名・・・セリ科シシウド属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7~8月
  • タイプ・・・多年草

いきなり出会ったのがこちらのシシウド。

山野草の中ではかなり大きめで、最大2m程に成長します。

山頂付近に所々生えていたものは1~1.5m程でしたが、かなり存在感がありました。

セリ科らしいレース状に見える花を円形に咲かせます。

日本固有種でもある貴重な山野草です。

 

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登山道はこんな感じです。

足元は岩や砂利で思ったより歩きにくく、途中転んでいる年配の方も見受けられました。

いくら遊びの登山とはいえ、登山靴を履いていったほうがいいです。

 

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 ピンクの花のカワラナデシコ

  • 学名・・・Dianthus superbus var. longicalycinus
  • 属名・・・ナデシコナデシコ
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・7~9月
  • タイプ・・・多年草

秋の七草のひとつに数えられるカワラナデシコは、昔から親しまれてきた山野草です。

花弁の先端が裂片するのが特徴で、花期が長く初夏から秋まで色鮮やかな花を楽しむことができます。

カワラといえど山の頂きにも咲くんですね。

 

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 鮮やかな紫色のクサフジ

  • 学名・・・Vicia cracca
  • 属名・・・マメ科ソラマメ属
  • 花色・・・紫色
  • 花期・・・7~9月
  • タイプ・・・つる性多年草

緑の草原に一際目の引く紫の花を咲かせていたのがクサフジ

花と葉が、同じマメ科のフジと似てることから名付けられました。

小さな花ですが、ビビッドな紫がかなり目立っていました。

 

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 長い紫色の花序のクガイソウ

  • 学名・・・Veronicastrum japonicum
  • 属名・・・オオバコ科クガイソウ
  • 花色・・・紫色
  • 花期・・・7~8月
  • タイプ・・・多年草

穂状に長く咲く、紫色のユニークな花はクガイソウです。

丁度見頃で、草原の中にニョキニョキと咲いている様はおもしろく人々の人気者でした。

よく似た種に伊吹山特産のルリトラノオがありますが葉の付き方に大きな違いがあり、クガイソウが輪生するのに対しルリトラノオは十字対生となっています。

 

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 背丈のある黄花が目立つメタカラコオ

  • 学名・・・Ligularia stenocephala
  • 属名・・・キク科メタカラコウ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・7~8月
  • タイプ・・・多年草

草原から一人堂々と顔を出していたメタカラコオ。

1m程の高い背丈と人目を惹く黄色い花でよく目立っていました。

長い花穂は、下から順に咲いていきます。

 

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 クサフジと赤い茎が目立つアカソ

  • 学名・・・Boehmeria silvestrii
  • 属名・・・イラクサ科ヤブマオ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7~9月
  • タイプ・・・多年草

アカソは茎や葉柄が真っ赤な色をしているのが特徴で、伸ばした花茎に白い小さな花を咲かせますが、真っ赤な茎のせいであまり目立ちません。

漢字で赤麻と書き、古くは衣服の繊維に使われていました。

このアカソが、伊吹山頂上でもっと多く見られた気がします。

 

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 白花のヤマホタルブクロ(左)とクルマバナ(右)

  • 学名・・・Campanula punctata subsp. hondoensis
  • 属名・・・キキョウ科ホタルブクロ属
  • 花色・・・白色、紅紫色
  • 花期・・・6~7月
  • タイプ・・・多年草

ヤマホタルブクロは袋状の花がランプのように俯いて咲くのが特徴です。

普通のホタルブクロとの見分け方は、花期がホタルブクロの方が一か月ほど早いことと、萼の形状に違いがあります。

 

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 穂状に咲く白花のイブキトラノオ

  • 学名・・・Bistorta major var. japonica
  • 属名・・・タデ科イブキトラノオ
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7~9月
  • タイプ・・・多年草

伊吹山で初めて発見され、穂状に咲く長い花がまるで虎の尾のように見えることが名前の由来です。

一輪ずつぴょんぴょん咲いているのも可愛らしいですが、群生地では一面が白く染まり迫力があります。

 

 以上で前編は終わりです。

まだまだ紹介しきれないので、また次回に続きを書いていきます。

今が見頃ですので、ぜひ機会があれば伊吹山を訪れてみてください

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆夏に咲く妖精「ナツエビネ」など

山野草 植物の解説

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・ナツエビネ

・ヤクシマタツナミソウ

・ヤクシマノコンギク

・ショウドシマイソギク

・エンシュウホソバハグマ

・フイリカリガネソウ

・トウテイラン

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からナツエビネとフイリカリガネソウについて紹介していきます。

ナツエビネについて

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  • 学名・・・Calanthe reflexa
  • 属名・・・ラン科 エビネ
  • 花色・・・桃色
  • 花期・・・7~9月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

ナツエビネは花の形が特徴的で、よく見ると人のような形に見えます。

まるで妖精がふわふわ踊っているかのようでとても魅力的な花です。

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出典:http://www.geocities.jp/yamanobori_sa/mountain/m441/s8786r.jpg

花と比べて葉は大きく反り返るのが特徴です。

日本で夏に花が咲くのはこの品種だけで、ナツエビネといわれます。

背丈は20~50㎝まで伸びます。

 原産地

日本、中国、台湾などに分布し、日本では本州、四国、九州の湿った林床に自生しています。

   育て方

耐陰性があり、かなりの日影でも耐えます。

表土が乾いたら水をあげます。花や葉に水をかけないようにする。

葉の付け根を覆うハカマは害虫の住み家になるので色が変わって茶色くなってきたら取り除きます。花が終わったら花茎を根元から切ります。

暑さと湿度不足を嫌い、植物ウイルスなどの感染にも弱いので長期間健全な状態で栽培したりすることは難しいので育てるのは少し難易度の高めな山野草です。

 

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フイリカリガネソウについて

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  • 学名・・・Caryopteris divaricata 'Snow Fairy'
  • 属名・・・クマツヅラ科 アリガネソウ属
  • 花色・・・紫
  • 花期・・・9~10月
  • タイプ・・・耐寒性多年草

 特徴

斑入りの品種で、花は普通のカリガネソウよりすこし小さめです。

「ホカケソウ」とも呼ばれ、長く突きだしたシベの形が雁に似ていることから「カリガネソウ」の名前がついています。別名スノーフェアリーとも呼ばれます。

葉は気温が低くなってくると紅葉し、少し赤みがかった色になります。

花は独特な香りで好みが分かれますが、紫色の小さい可愛らしい花を咲かせます。

斑入りなので洋風の庭にもあいます。

 原産地

原産地は日本、中国、朝鮮半島などです。 

 育て方  

水はけのよい半日陰で育てましょう。

背丈が伸びてきたら半分に切り詰めてやると分枝し低めの背丈に仕立てることができます。また、背丈が高く倒れそうな場合は支柱をたてましょう。

花穂を摘むと次の蕾があり長く楽しめます。

冬は地上部が枯れますが、春になるとまた芽が出てきます。

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 以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・宇都宮盟

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