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GardenPorterのブログ

滋賀県にある山野草のネットショップ、GardenPorterのブログです。山野草を始めとする四季折々の草花やお手入れやガーデニングに関する情報を初心者の方にもわかりやすくお届けします。

ガーデニング初心者必見!植物の肥料の基礎知識!

ガーデニング ベランダガーデン 肥料

 

 だんだんと暖かくなる今日この頃。

麗らかな春の訪れに次々と蕾が開いていき、ガーデニング意欲も高まるというものですね。

この時期は若芽が早く成長した姿を見たくて、綺麗な花を咲かすのが見たくてついつい植物の成長を助ける肥料をあげたくなりますよね。

ですがちょっと待ってください。その肥料は本当に植物の為になるのでしょうか。

肥料もただあげればいいというわけではなく、その植物に合った成分やタイミングをよく考えないと逆効果になってしまう場合もあります。

今回の記事では植物に与える肥料について、初歩的なことを書いてみました。

ガーデニング初心者の方でなくても、おさらいとして参考にしてみてください。

 

肥料の三大要素とは?

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肥料を語るうえで絶対に欠かせないのがこの三大要素です。

三大要素とは肥料に含まれる成分のことで、ずばり窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の三要素のことをいいます。

窒素は植物にとって重要な葉緑素を作る成分ですので、葉や茎に効果をもたらし活き活きとした濃い緑をつくり出します。通称葉肥え。

リン酸には花や果実の成長を促す効果があります。通称実肥え。

カリウムは植物全体に作用し、主に根や茎を丈夫にし病害虫に対する抵抗力を上げる効果があります。通称根肥え。

この三要素のバランスをよく考えてその植物に合った肥料を選ぶわけですが、大体肥料のパッケージに三要素の比率が記載されています。

例えばもっと葉茎を成長させたい場合や観葉植物にはNの値が高いものを、開花や結実を確実にするならP、根や茎を丈夫に強くしたい場合はKという具合に肥料を選ぶ目安になるわけですね。

また三大要素の他にも、マグネシウムやカルシウムなど植物の成長を助長する効果をもつ成分がたくさんあります。

 

肥料の種類

 肥料の種類は主に「固体肥料」と「液体肥料」に分かれます。

そして固体肥料は主に「緩効性肥料」液体肥料は「速効性肥料」とも呼ばれています。

固体肥料は主に丸い粒状で、ゆっくりと長時間効果が持続します。

対して液体肥料は速効性がありますがすぐに効果が薄れるので何度も与える必要があります。

植物にもよりますが、まず初めに固体肥料を与え効果を持続させつつ、もっと効能を強めたいときに液体肥料を使うという感じがセオリーです。

この固体肥料と液体肥料のバランスをうまく調整しながら施肥をしていきます。

 

肥料をあげるタイミング

植物を上手に育てる為には肥料を与えるタイミングも重要になってきます。

肥料をあまり欲していないときにたくさん与えてしまうと枯れてしまう場合もあります。

植物によっても肥料を与えるタイミングは様々ですが、ここでは主な施肥方法を紹介していきます。

元肥

植え付ける前の土に混ぜ込んだり、鉢底に置くことで長期的に効果を持続させる施肥方法です。

直接植物の根に触れると肥料焼けしてしまうことがあるので、気を付けます。

主に緩効性の固体肥料を与えることが多いです。

お礼肥え

花木の開花後や果樹の収穫後に与えることで、力が弱った株を回復させる効果が期待できる施肥方法です。

速効性のものを使う場合が多いです。

追肥

植物の成長に合わせて与える肥料です。

速効性のものと緩効性のものを組み合わせて使うと効果的です。

寒肥

植物の休眠期に与える肥料で、春から元気に成長させるために行います。

化成肥料(人工肥料)だと休眠している植物にとって効きが強いため、緩効性の有機肥料を使う場合が多いです。

置き肥

土の表面に置くことで徐々に効果を発揮させる施肥方法です。

緩効性肥料を使います。

 

 以上、肥料の基礎をざっと紹介してみました。

あとは肥料焼けを起こしかえってよくないので、直接根に肥料を触れさせないということも重要です。

初心者の方向けなのでそこまで踏み入った話はしませんでしたが、この記事がガーデニング意欲が深まるきっかけとなれば幸いです。

それでは皆さん、来るべき春を楽しみましょう。

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆清廉とした美しさの原種アネモネ「星咲きイチリンソウ」など

植物の解説 山野草

 

 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは、

・ホシザキイチリンソウ

アネモネ「ブルーシェード」

・ノウショクミチノクコザクラ

の3点の草花たちです。

今回はホシザキイチリンソウとノウショクミチノクコザクラについて紹介していきます。

 

ホシザキイチリンソウについて

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  • 学名・・・Anemone hortensis
  • 属名・・・キンポウゲ科イチリンソウ属
  • 花期・・・3~5月
  • 花色・・・ピンク色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

春の庭には様々な花が開花するわけですが、中でも華やかなのはチューリップやアネモネをはじめとする球根植物たち。

本種はアネモネの原種で、春になると可愛らしいピンク色の花を咲かせます。

花の中心にあるおしべは紺色をしており、花弁のピンク色とのコントラストが美しいです。

葉には細かい切れ込みが入り、掌状をしています。

園芸品種に見られるような派手さはありませんが、原種ならではの落ち着いた美しさがあります。

花付きが良く、草丈が低いので鉢植えや寄せ植えにおすすめです。

花後には地上部が枯れ、休眠期に入ります。

 

 原産地

地中海沿岸地方に自生しています。

もともとアネモネは南ヨーロッパ~地中海沿岸に自生していましたが、十字軍の遠征などにより拡散され、今では世界中に120種ほどが確認されています。

 

 育て方

花後には地上部が枯れて休眠期に入りますが、休眠中も鉢内が完全に乾ききらない程度に水やりをします。

春は日なたを好みますが、夏季は暑さを避けるために半日陰で管理しましょう。

花後、地上部が枯れる前に肥料を与えることで栄養が蓄えられて元気な株に育ちます。

球根植物ですが、園芸品種より強健な性質なので植えっぱなしでも花を咲かせてくれます。

 

濃色ミチノクコザクラについて

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 特徴

サクラソウ科の植物は春に可愛らしい花を咲かせるものが多いですが、このミチノクコザクラもその一種です。

暖かくなり始める3月から5月頃にかけて、伸ばした花茎に濃いピンク色の小花を球状に咲かせます。

花弁の基部が黄色くなっているところがより可愛らしさを際立たせるポイントです。

冬季にはロゼットの状態で休眠し、春になるとまた花を咲かせます。

開花時の草丈は15cm程度で、鉢植えや寄せ植えにおすすめです。

 

 原産地

青森県岩木山にのみ自生している特産種です。

他にもサクラソウの仲間にはある山や地方にしか自生していない特産種が多々あります。

 

 育て方

 夏の暑さと直射日光が苦手なので、春までは日なたで育てて夏場は涼しい半日陰か日陰で管理します。

水やりは基本的に表土が乾いたらたっぷりとやりますが、蒸れに弱いので夏場はやや乾燥気味に与えます。

冬の休眠期には鉢内が完全に乾ききらない程度にやりましょう。

用土は鹿沼土や火山レキなど、水はけのいいものを好みます。

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 以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・飛田亮

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ガーデニング大国イギリスで人気の庭木20選ー後編ー

ガーデニング 植物の解説

 

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 前回に引き続き、イギリスで人気の庭木を紹介していきます。

日本では流通していないものもあるのであまり役に立たないかもしれませんが、ガーデニングの本場ではこんな庭木が使われているんだなあと思っていただければ結構です。

 

Embothrium coccineum

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  • 和名・・・ー
  • 属名・・・ヤマモガシ科エンボスリウム属
  • 開花期・・・4~7月
  • タイプ・・.・落葉中高木

イオニアプランツとしても知られるヤマモガシ科の仲間で、イギリスでは小さく仕立てられたものが庭木として使われているようです。

春から初夏にかけて炎のような真っ赤でユニークな花を咲かせます。

日本では流通していないようです。

 

Eucryphia x nymansensis 'Nymansay'

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  • 和名・・・ー
  • 属名・・・クノニア科ユークリフィア属
  • 開花期・・・8~9月
  • タイプ・・.・常緑中高木

クノニア科の植物は南米、東オーストラリアに自生する希少な種で、まず日本では見かけないと思います。

本種は交雑種で、夏の終わりごろに4弁の白い花を多数咲かせます。

花の中央には黄色い雄しべがあり、芳香を放ちます。

 

Acer pseudoplatanus 'Brilliantissimum'

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  • 和名・・・セイヨウカジカエデ
  • 属名・・・カエデ科カエデ属
  • 開花期・・・8~9月
  • タイプ・・.・落葉低木

セイヨウカジカエデの園芸品種です。

街路樹によく使われるプラタナスによく似た姿をしていますが、カエデの仲間です。

春になるとサーモンピンク色の若葉を広げるのが美しく、花も香り高いのが特徴です。

優秀な植物に送られるイギリスの王立園芸協会のガーデンメリット賞も受賞しています。

 

Arbutus unedo

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  • 和名・・・イチゴノキ
  • 属名・・・ツツジ科イチゴノキ属
  • 開花期・・・11~12月
  • タイプ・・.・常緑低木

ヤマモモの木を小さくしたような姿で、近年日本でも庭木として取り入れられています。

秋の終わりに白い釣鐘状の小花を咲かせ、それと同時に昨年実った果実が熟し真っ赤に色づきます。

樹高の小さな種や赤花の園芸種も存在します。

 

Paeonia suffruticosa

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  • 和名・・・ボタン
  • 属名・・・ボタン科ボタン属
  • 開花期・・・4~6月
  • タイプ・・.・落葉小低木

日本と同じようにイギリスでもボタンは人気があるようです。

春から梅雨にかけて花開き、満開のボタンは息をのむほど美しいです。

様々な色や種類のバラエティーがあることも人気の秘訣です。

 

Genista aetnensis

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  • 和名・・・ー
  • 属名・・・マメ科ヒトツバエニシダ
  • 開花期・・・6~7月
  • タイプ・・.・落葉中高木

成長すると横に大きく広がるヒトツバエニシダの仲間です。

枝は緑色をしているのが特徴で、初夏になると黄色い花を一斉に咲かせます。

枝にびっしりと咲くので、満開時の美しさは目も眩むほどです。

 

Sambucus racemosa 'Plumosa Aurea'

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  • 和名・・・セイヨウアカミニワトコ
  • 属名・・・レンプクソウ科ニワトコ属
  • 開花期・・・5~6月
  • タイプ・・.・落葉低木

セイヨウアカミニワトコの園芸品種です。

春になると白い細かな花をつけ、秋には真っ赤な実が熟します。

葉はイエローグリーンの明るい色をしており、日に当たると光り輝きます。

 

Magnolia × loebneri 'Leonard Messel'

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  • 和名・・・ー
  • 属名・・・モクレンモクレン
  • 開花期・・・3~4月
  • タイプ・・.・落葉低木

モクレンの仲間の園芸品種で、コブシに似ています。

春になると淡いピンク色の花をたくさん咲かせます。

花つきが良いため人気の種です。

 

Gleditsia triacanthos

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  • 和名・・・アメリカサイカチ
  • 属名・・・マメ科サイカチ属
  • 開花期・・・5月
  • タイプ・・.・落葉小高木

米原産の風にサラサラとそよぐ羽状複葉の葉が美しい樹木で、葉色には黄色や赤など様々な品種があります。

日本でも流通しており、洋風ガーデンのシンボルツリーとして使われます。

 

 以上、イギリスで人気の樹木を紹介してきました。

参考にしているのはイギリスのニュースサイト「The Telegraph」です。

気になった方は見てみてくださいね。

出典:The 20 best trees for your garden all year round - Gardening

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆羽ばたく丹頂が如し!早春に花咲く山野草「タンチョウソウ」など

植物の解説 山野草

 

 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは、

・タンチョウソウ

・白花ミチノクコザクラ

オオバキスミレ

の3点の草花たちです。

今回はタンチョウソウ、オオバキスミレについて紹介していきます。

 

タンチョウソウについて

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  • 学名・・・Mukdenia rossii
  • 属名・・・ユキノシタ科タンチョウソウ属
  • 花期・・・2~3月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

とても丈夫で育てやすい山野草の一つです。

まだ寒さが残る早春に、7裂に切れ込みが入る掌状の葉を開かせます。

それとほぼ同時に伸ばした花茎に、白い小花を多数集散状に咲かせます。

根茎が太く丈夫で、成長は遅いですが広がるように増えていくのでグラウンドカバーとしても使えます。

花茎が丹頂鶴の頭と首、葉姿が羽を広げた様子に見えることが名前の由来です。

葉のかたちがヤツデに似ている為、クサヤツデという別名もあります。

鉢植えや草盆栽、シェードガーデンなどにもおすすめです。

斑入りや赤葉などの園芸品種もあるようです。

 

 原産地

 中国、朝鮮半島に自生しています。

低山や山地の川岸の岩上や川沿いの岩壁に好んで生息しています。

 

 育て方

耐寒性・耐暑性ともに備える強健な山野草です。

強い直射日光は苦手ですので、夏季は涼しく明るい日陰で管理してあげるといいです。

また、夏の間は葉水をしてあげるといいです。

種を取らない場合は、花後に花茎ごと剪定することで株の負担を減らすことが出来ます。

 

オオバキスミレについて

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  • 学名・・・Viola brevistiplata
  • 属名・・・スミレ科スミレ属
  • 花期・・・4~7月
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

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通常のスミレやパンジー・ビオラと比べると一風変わった風貌をしたスミレの仲間です。

茎が立ち上がった草姿が特徴的で、春から初夏にかけて黄色い花を咲かせます。

黄色い花には褐色の模様が浮かびます。

ハート形をした3枚の大きな葉が付き、一枚だけ抜きんでて大きくなるのが特徴的です。

エゾキスミレやミヤマスミレなど、変種も多く見られます。

 

 原産地

北海道から本州中北部にかけての日本海側に多く自生している山野草です。

山地の林縁や草地に好んで生育しています。

春になると群生地では黄色い絨毯を見ることが出来ます。

 

 育て方

日当たりを好みますが、夏季は涼しい日陰で管理します。

水やりは表土が乾いたらたっぷりとやってください。

用土は硬質の鹿沼土軽石を混ぜたもので植え付けるといいです。

 

 以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・飛田亮

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ガーデニング大国イギリスで人気の庭木20選ー前編ー

植物の解説 ガーデニング

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 今までいろいろと日本の植物について紹介してきましたが、今日はちょっと趣向を変えてイギリスで人気のある庭木を紹介していきたいと思います。

日本とは環境が違うのであまり役に立たないかもしれませんが、ガーデニング大国のイギリスではいったいどんな木が庭に植えられているのか、参考にしてみてください。

 

Acer palmatum 'Osakazuki'

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  • 和名・・・イロハモミジ オオサカズキ
  • 属名・・・ムクロジ科カエデ属
  • 開花期・・・4~5月
  • タイプ・・.・落葉高木

 大盃は日本のモミジの代表種ともいえる品種です。

日本で最も多くみられるイロハモミジで、秋の紅葉はすこぶる美しく真っ赤に輝きます。

日本のモミジがイギリスでも評価が高いのは、なんか嬉しいですね。

 

Acer palmatum 'Sango-kaku'

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  • 和名・・・イロハモミジ サンゴカク
  • 属名・・・ムクロジ科カエデ属
  • 開花期・・・4~5月
  • タイプ・・・落葉高木

珊瑚閣は日本のモミジで、枝が真っ赤なのが特徴です。

冬季の落葉時に見せる真っ赤な枝だけの姿は、まるで海底のサンゴのように見えます。

秋には葉が黄色く染まり、美しい黄葉を楽しめます。

 

Amelanchier lamarckii

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  • 和名・・・ラマルキー
  • 属名・・・バラ科ザイフリボク属
  • 開花期・・・4~5月
  • タイプ・・・落葉低木

ジューンベリーの仲間で、日本でも流通しています。

春に真っ白な花をたくさん咲かせ、6月頃に実をつけ緑、赤、紫と色を変えていきます。

秋には葉がオレンジ色に色づき、紅葉も楽しめます。

ジューンベリーの中でも花つき、実付きの良い優秀な品種です。

 

Sorbus vilmorinii

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  • 和名・・・ー
  • 属名・・・バラ科ナナカマド属
  • 開花期・・・5~7月
  • タイプ・・・落葉中低木

ナナカマドの仲間です。

ナナカマドの中でも繊細な葉姿が特徴で、コンパクトにまとまるため扱いやすいです。

初夏に白い花を咲かし、赤、ピンク、白と色を変える果実を付けます。

どうやら日本ではまだ流通していないようです。

 

Pyrus calleryana 'Chanticleer'

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  • 和名・・・ー
  • 属名・・・バラ科ナシ属
  • 開花期・・・4~5月
  • タイプ・・・落葉高木

日本にも自生するマメナシの仲間で、春にたくさんの白い花を咲かせます。

樹形が細い円錐状に成長するためまとまりやすく、街路樹にも利用されています。

秋には紅葉も楽しめます。

まだ日本では流通していないようです。

 

Acer griseum

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  • 和名・・・アカハダメグスリノキ
  • 属名・・・ムクロジ科カエデ属
  • 開花期・・・4~5月
  • タイプ・・・落葉高木

中国原産のメグスリノキの仲間です。

葉のかたちが3出複葉と一見カエデには見えないかもしれませんが、紅葉の美しさは随一です。

アカハダメグスリノキはその名の通り幹肌が真っ赤で、よく表皮が剥がれるのが特徴です。

日本では植物園などで目にすることが出来ます。

 

Caragana arborescens

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  • 和名・・・オオムレスズメ
  • 属名・・・マメ科ムレスズメ属
  • 開花期・・・4月
  • タイプ・・・落葉低木

日本には中国から伝わってきたムレスズメが生息していますが、本種はその仲間です。

丸い羽状複葉の葉と蝶形の黄色い花を咲かせます。

かなり強健な性質をもっており、生垣としても使うことも出来ます。

 

Cercis siliquastrum

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日本のハナズオウは成長してもせいぜい2m~5mですが、セイヨウハナズオウは大きいものだと12mほどに成長します。

春になるとピンク色の蝶方の花を幹枝にたくさん咲かせます。

とても艶やかな姿は日本のサクラと通じるものがあります。

 

Myrtus communis

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  • 和名・・・ギンバイカ
  • 属名・・・フトモモ科ギンバイカ属
  • 開花期・・・5~7月
  • タイプ・・・常緑低木

日本でも流通しており、初夏になると白いウメのような花を咲かせます。

地中海沿岸に自生しており、ハーブとしても知られています。

刈り込みにたえる為生垣やトピアリーにも利用でき、花後には黒い実も楽しめます。

 

Aralia elata 'Variegata'

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日本のタラノキの斑入り品種です。

株立ちで葉を水平に広げる樹形が特徴的で、イギリスでは葉に白い斑模様が入った品種が庭木として利用されるようです。

春にでるタラノキの若芽は山菜としても有名ですね。

 

 以上、イギリスで人気がある庭木を10種紹介してきました。

後半の10種はまた次回紹介していきます。

参考にしているのはイギリスのニュースサイト「The Telegraph」です。

気になった方は見てみてくださいね。

出典:The 20 best trees for your garden all year round - Gardening

 

記事・・・飛田亮

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あなたの知らないマネーの世界。お金に刻まれた植物文様を徹底解説!

その他

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私たちの生活に無くてはならないもの、お金。

毎日誰しもが触れている身近な存在ですが、果たして皆さんはお金を隅々までじっくり観察したことがあるでしょうか。

1円玉から1万円札まで、お金をじっくり見てみるとそこには必ずといってもいいほど植物の姿が見られます。

なぜこんなにも植物なのか。

きっと古くからの日本人と植物の関係を尊重しているのかと思いきや、調べてみるといろいろ面白い事実が発覚しました。

ということで今回はお金に描かれた文様について紹介していきたいと思います。

 

一円玉

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普段何気なく使っている一円玉ですが、その表には大きく若木が描かれています。

実はこの木は架空のもので、一般の公募デザインの中から選ばれたものだそうです。

鋸歯のない広葉、互生、1円玉の大量生産性からしてモチノキを連想してしまいますが、皆さんはどうでしょうか。

ちなみに硬貨の表裏は、製造月日が書かれている方が裏とされています。

 

五円玉

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ご縁があるということでよくお賽銭に使われる五円玉。

表にはイネ、多数の水平線、穴の周りには歯車が描かれていますね。

これはそれぞれ、農業、水産業、工業を表しているといいます。

また裏側には小さな双葉が描かれていますが、これは民主主義にむかって成長する日本の芽生えを表しているそうです。

 

十円玉

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京都の世界遺産平等院鳳凰堂が大きく表を飾る十円玉。

その周りには、植物をモチーフにした細かい唐草文様が施されています。

裏面にはリボンに結ばれた枝の姿がありますが、どうやら特定の樹木ではなく「常盤木」とされているそうです。

常盤木とは常緑樹のことですが、常緑性、互生、シュッとした葉が枝全体に付く様子からゲッケイジュだと推測します。

月桂冠のマークをモチーフにしているように感じられました。

 

五十円玉

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五十円玉は最初は穴が無い状態で登場しましたが、百円玉と間違えやすいという理由で穴が空けられるようになりました。

表には三輪のキクの花が描かれています。

キクは皇室の家紋や日本国パスポートの紋章としても使われており、それだけ身近で人気の植物といえますね

 

百円玉

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百円玉の表にはサクラが大きく描かれています。

サクラは花弁の先が二つに割れ、ウメは丸い形なので見分けられます。

子どもの頃のガシャポンのせいか、硬貨の中で最も親近感があるのは私だけでしょうか。

他の硬貨と比べてみるとシンプルなデザインで好感が沸きます。

 

五百円玉

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硬貨の中で最も大きな五百円玉。

表には大きくキリの花と葉が描かれています。

キリの家紋は豊臣政権が主に用い、今では日本国政府の紋章にもなっている格式高いものです。

裏面には上下に竹の葉と左右にはミカン科のタチバナが描かれています。

竹は縁起物の松竹梅に数えられ、タチバナは日本固有の柑橘類で「左近のサクラ、右近のタチバナ」なんて言葉もある、日本人に所縁のある植物です。

 

千円札

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今流通している千円札は2004年に新たなデザインに変わったもので、表面は野口英世がプリントされていますね。

裏には湖に映る富士山と、サクラが美しく描かれています。

他にもよく見るとサクラのデザインが各所に散りばめられています。

 

五千円札

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表面には樋口一葉と、左下のキラキラしたホログラムの中にはサクラの花がデザインされています。

そして裏面にはたくさんのカキツバタが描かれています。

このカキツバタは江戸時代の画家、尾形光琳の「燕子花図(かきつばたず)」がプリントされたもので、国宝にもなっています。

 

一万円札

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表面には福沢諭吉と、五千円札同様左下にはサクラのホログラムがあります。

裏面には平等院鳳凰と、カキツバタの花が一輪デザインされています。

今まで紹介したお金のなかでは以外にも植物要素が少ないものとなっています。

 

 以上、日本の通貨に描かれた植物文様を紹介してきました。 

お金は身近な存在過ぎてあまりよく観察することはありませんが、こんなにも植物がデザインに使われていたんですね。

ちなみに旧五千円札にはマツが描かれていましたが、今ではカキツバタに変わっています。

なんだか昨今日本庭園をつくる機会が少なくなってきたのと同じような寂しさを感じました。

それはさておきぜひみなさんも身の周りのものに焦点を当てて、植物を探してみてください。

 

記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆純白の香り高き原種チューリップ「ポリクロマ」など

山野草 植物の解説

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・原種チューリップ「ポリクロマ」

原種チューリップ「タルダ」

原種チューリップ「クルシアナ」

の3点の草花たちです。

今回は原種チューリップ縛りのラインナップですが、「ポリクロマ」と「タルダ」について紹介していきます。

 

原種チューリップ「ポリクロマ」について

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  • 学名・・・Tulipa polychroma
  • 属名・・・ユリ科チューリップ属
  • 花期・・・3~4月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・球根植物

 特徴

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原種チューリップの中でも人気の高いポリクロマ。

春になると純白の花をいくつも咲かせてくれます。

花弁の中央が黄色いのがポイントで、一本の茎から分岐して咲かせる枝咲き性なので花つきも良く楽しめます。

前回紹介した原種チューリップ「トルケスタニカ」とよく似ていますが、いくつか違いがあります。

まず花弁の色で、ポリクロマが純白なのに対しトルケスタニカは若干クリーム色を帯び、花弁の縁がピンクや緑色を帯びることがあります。

おしべの葯の先端も、ポリクロマは黄色いのに対しトルケスタニカは黒くなっています。

そしてポリクロマの方が香り高い芳香を放つことが特徴です。

あとは生え方で、ポリクロマはわりとまとまった草姿をしますがトルケスタニカはシュッとしたスリムな草姿をしています。

 

 原産地

中央アジア原産です。

イランやアフガニスタンなどの草原に自生しています。

 

 育て方

球根を掘りあげる必要はありませんが、夏季の休眠期にはなるべく冷涼で乾燥した環境で夏越しさせるようにしましょう。

用土は水はけのいいものを好みます。

花が終わった後は花がら摘みをし、なるべく風通しの良い状態にすることで病害虫の発生を防ぎましょう。

新芽にアブラムシなどが付いた場合は見つけ次第駆除します。

 

原種チューリップ「タルダ」について

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  • 学名・・・Tulipa tarda
  • 属名・・・ユリ科チューリップ属
  • 花期・・・4~5月
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・.・球根植物

 特徴

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春になると黄色い小輪花を咲かせる原種チューリップです。

葉の縁には白い模様が入るのが特徴です。

草丈は成長しても15cm程度と低めで、植える場所に困りません。

「タルダ」とはラテン語で、ゆっくり成長するという意味をもちます。

その名の通り、他の原種チューリップと比べると成長が遅く、花期も少し遅めです。

他のチューリップと混色し開花期をずらすことで、より素敵な花壇を演出できると思います。

 

 原産地

中央アジア原産です。

イランやアフガニスタンなどの草原に自生しています。

 

 育て方

ポリクロマ同様です。

球根を掘りあげる必要はありませんが、夏季の休眠期にはなるべく冷涼で乾燥した環境で夏越しさせるようにしましょう。

用土は水はけのいいものを好みます。

花が終わった後は花がら摘みをし、なるべく風通しの良い状態にすることで病害虫の発生を防ぎましょう。

新芽にアブラムシなどが付いた場合は見つけ次第駆除します。

 

 以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・飛田亮

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サボテンとカピバラの聖地・伊豆シャボテン動物公園へ行ってきました!ー後編ー

植物の解説

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前回に引き続き、伊豆シャボテン公園の温室内を紹介していきます。

 

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引き続き、5棟ある温室の中の一つ目、南アメリカ館から紹介していきます。

このニョキニョキと生えているユニークな細長いサボテンは金昇丸(きんこうまる)です。

金色の毛並みが綺麗で、子株がモコモコ生えている感じも気に入りました。

水族館によくいるチンアナゴを思い出しました。

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アルゼンチン原産の黒鳳モドキ。

珍しいほふく性のサボテンです。

ニョキニョキと地面を這うように成長し、最後に鎌首をもたげるように立ち上がるのが面白いです。

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ここからアフリカ館に入ります。

赤い花を咲かせているのはハナキリンというトウダイグサ科の低木です。

本当はマダガスカル原産ですが、アフリカ館にも展示されていました。

茎にはトゲトゲがあり、痛そうです。

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こちらは塊根植物の蒼角殿(そうかくでん)。

青くつるんとしたタマネギのような塊根が特徴で、他の植物に絡まりながら成長します。

英名では「クライミング・オニオン」と呼ばれています。

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南アフリカ原産の小さな多肉植物、リトープスです。

石のように見えることから「生ける宝石」とも呼ばれています。

プニプニとした感触が気持ちよく、中央の割れ目から花を咲かせます。

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かなり大型のアロエの仲間で、鬼切丸(おにきりまる)といいます。

葉裏にはゴツゴツとした突起が見られ、名前負けしないかっこよさがありますね。

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3棟目、森林性シャボテン館にやってきました。

頭上の木に着生しているビカクシダと、下垂しているモジャモジャはリプサリスというサボテンです。

このような見た目のサボテンは葦サボテンともいい、独特な雰囲気があります。

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マダガスカル原産のカランコエの仲間です。日本では「胡蝶の舞」という名前で流通しています。

赤い可愛らしい花がたくさん咲いていて、温室内を賑やかにしていました。

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マダガスカル館にはユニークなサボテンや多肉植物がたくさんありました。

中でもこの亜阿相界(ああそうかい)という植物は名前からして際立ってユニークでした。

幹の頂上に葉を付けるキョウチクトウ科の多肉性低木で、成長すると10m程になります。

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亜阿相界と同じ仲間の塊根植物、恵比寿笑いです。

仲間といっても全く姿は異なり、白い塊根にトゲが生えているのが特徴です。

どんな葉や花が咲くのか気になります。

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途中、季節の催しとしてしゃぼてん雛が展示されていました。

サボテンの表情に合った配置と、かなり凝った着物に感心させられました。

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最後を飾るのはメキシコ館。

この巨大なアガベはテキラーナといいます。

名前でピンと来た方もいると思いますが、あのメキシコを代表するお酒、テキーラの原料です。

テキーラを作る際は葉を全て切り落とし、パイナップルみたいになったアガベを蒸して発酵させてお酒にします。

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再び、這って成長するタイプのサボテン。今度は入鹿(いるか)という種です。

成長するにつれて根元が枯れていくので、まるで移動しているかのように見えることからメキシコでは不気味がられているようです。

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前編で、温室外に生えているものを紹介した鋸歯竜です。

繊細な葉が際立って美しく、温室内でも存在感を放っていました。

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こちらは吉祥天(きっしょうてん)というアガベの仲間です。

青白い葉の縁に、赤黒い鋸歯のコントラストが独特な雰囲気を醸します。

温室外にもたくさん自生しており、園内で最も多く目にしたアガベかもしれません。

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アガベから生える巨大な花。天井を余裕で衝く勢いでびっくりしました。

普段は物言わぬ感じのアガベですが、かなり生命力に満ち溢れていました。

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最後には多肉・シャボテン狩りコーナーがありました。

ここで温室で気になった植物を購入できる仕組みです。

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私が気に入った玉翁もここで買えます。

白いフサフサとピンクの花が可愛らしいサボテンです。

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出口には多肉の苔玉。色んな動物がいますが、どれが欲しいかと問われれば巨大カピバラ一択でしょう。

 

 以上、シャボテン公園の植物たちを紹介してきました。

それでは最後はカピバラ露天風呂でしめたいと思います!

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温かい温泉に浸かれて、青草も食べれて幸せそうでした。

ちなみにこの青草はミレットと呼ばれるイネ科の植物。

カピバラはイネ科の青草が大好物です。

 

記事・・・飛田亮

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サボテンとカピバラの聖地・伊豆シャボテン動物公園へ行ってきました!ー前編ー

植物の解説

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 先日、関東へ帰郷した際、静岡県伊豆シャボテン公園へ立ち寄ったのでその時のことを記事にしたいと思います。

 

伊豆シャボテン公園には温室が5棟もあり、中には世界中のサボテンが1500種類も見られます。

また、園内には120種類の動物たちが暮らしていて、中でもカピバラが人気者です。

特にこの冬季にはカピバラが露天風呂に入る様子を眺められるイベントが開催されるため、シャボテン公園随一の見どころともいえます。

植物好きで動物好きな私にとってはまさに楽園のような場所で、時間を忘れて楽しんでしまいました。

動物たちを紹介したいのは山々ですが、今回は園内で出会ったサボテンや多肉植物たちを中心に紹介していきます。

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シャボテン公園入口。

朝一に来たのでまだ数人しか人がいませんでした。

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チケット販売窓口には多肉の寄せ植えと苔玉が。

カピバラの形をしていることから、その人気ぶりが覗えますね。

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ちなみにこのシャボテン公園、けっこう高い場所にあります。

国の天然記念物に指定されている大室山の麓にあり、駐車場からは相模湾を一望できます。

これだけ景観に恵まれているとランドスケープ的な観点からも期待が膨らんできますね。

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さて、前置きはこれくらいにして入場ゲートへ。

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園内はこんな感じです。

なだらかな大室山を借景に、公園の中央には池泉が巡り、動物たちが住まう小島が点在しています。

奥に見える建造物はレストランとお土産屋で、温室や室内で動物たちと触れ合える施設などもあります。

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園内には放し飼いにされている動物たちもたくさん。

こちらはクジャク

一瞬羽を広げた所を目撃したのですが、写真は取れずじまいでした・・・。

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リスザルの大群も放し飼いにされていました。

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リュウゼツラン科のアガベに群がっているようですが、これはアガベの下に住んでいるダンゴムシなどを探して食べていました。

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園内にあるロックガーデン。

大量のユッカやアガベ、サボテンが植えられています。

所々に石碑や石像のレリーフが見られますが、これは古代メキシコのオルメカ文明やマヤ文明のもの。

どうやらメキシコと交流があるようで、園内の至る所にそびえています。

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繊細な葉が特徴的なのはダシリリオン。和名は鋸歯竜といいます。

シュッとした葉と細やかな鋸歯が見とれるような美しさです。

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鋸歯竜に似ているものを発見。

球状に整然と並んだ葉が美しいアガベ。和名は吹上といいます。

このように、温室の中以外にもリュウゼツラン科の植物やサボテンがいっぱいです。

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謎のトリ?ドラゴン?らしき巨像。

なんとこのドラゴンの懐が温室への入り口です。

入ると少し地下に潜るのですが、温室同士は地下で繋がっている仕組みになっています。

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さあ、いよいよ温室探索開始です。

温室には世界中の珍しいサボテンや多肉植物がいっぱいでかなり見応えがあります。

5つの温室はそれぞれ世界の地域ごとに分けられて展示されています。

まずは南アメリカ館から見ていきましょう。

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白く丸っこい形が可愛らしいサボテン。雪晃(セッコウ)といいます。

濃いオレンジ色の花が美しく、サボテンにしては花期が長いのが特徴です。

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鮮やかなピンクの花を咲かせているサボテンはネオポルテリアの一種です。

サボテンの中では、春先に最も早く花を咲かせる種です。

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こちらはオオバキリン。

落葉した樹木のように見えますが、れっきとしたサボテンの仲間です。

樹木と同じように緑の葉をつけますが、幹にはちゃんとトゲが生えています。

春にはピンク色の花を咲かす、最も古い部類の原始的なサボテンです。

 

 次はアフリカ館ですが、続きはまた次回更新していきます。

お楽しみに!

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記事・・・飛田亮

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☆新商品入荷☆ナチュラルな雰囲気を楽しめる原種チューリップ「トルケスタニカ」など

植物の解説 山野草

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 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・原種チューリップ「トルケスタニカ」

・モモネコヤナギ

アカバユキヤナギ

の3点の草花たちです。

今回は原種チューリップ「トルケスタニカ」とモモネコヤナギついて紹介していきます。

 

原種チューリップ「トルケスタニカ」について

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  • 学名・・・Tulipa turkestanica
  • 属名・・・ユリ科チューリップ属
  • 花期・・・3~4月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・球根植物

 特徴

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春を代表する花の一つであるチューリップ。

花は綺麗ですが、開花後にいちいち球根を掘り上げるのが面倒くさいという方も多いはず。

しかし本種を初めとする原種チューリップは植えっぱなしでも大丈夫なのが特徴です。

トルケスタニカは春になると白色の小輪花を咲かせます。

花の中央は黄色く、外側は緑色がかることがあります。

成長しても草丈が20cm程度と低く、一本の花茎が分岐し花を咲かせるので花つきはいいです。

園芸種とは違う、野趣あふれる雰囲気を楽しめるチューリップです。

 

 原産地

中央アジアトルキスタン地方原産です。

標高1800~2500m程度の草原に好んで自生しています。

 

 育て方

球根を掘りあげる必要はありませんが、夏季の休眠期にはなるべく冷涼で乾燥した環境で夏越しさせるようにしましょう。

用土は水はけのいいものを好みます。

花が終わった後は花がら摘みをし、なるべく風通しの良い状態にすることで病害虫の発生を防ぎましょう。

新芽にアブラムシなどが付いた場合は見つけ次第駆除します。

 

モモネコヤナギについて

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  • 学名・・・Salix gracilistyla
  • 属名・・・ヤナギ科ヤナギ属
  • 花期・・・2~4月
  • 花色・・・ピンク
  • タイプ・・.・落葉低木

 特徴

ネコヤナギはこの時期に、とても特徴的な花を咲かせる落葉低木です。

冬になると枝に丸みを帯びた花芽をたくさんつけるのですが、まるで猫の尻尾のような触り心地をしています。

通常のネコヤナギの花は白色ですが、本種はピンク色をしているためより可愛さが際立ちます。

切り花として人気で、華道の花材としても良く使われています。

 

 原産地

ネコヤナギは本州に多く自生しています。

山間部の渓流から町の小川などの水辺に多く生育しています。

 

 育て方

川辺に自生していることから、わりと水分を好みます。

用土は水持ちのいいやや粘質のものに植えるといいです。

日照は日なたを好みますが、夏季の直射日光による水切れには注意してください。

 

 以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。

 

記事・・・飛田亮

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