GardenPorterのブログ

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日本の文化苔を育ててみよう ~苔の特徴編~

 昨日のブログでは、日本の文化である苔の種類についてお話ししました。今日は、苔の特徴についてお話します。

 

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スギゴケ(杉苔) 最もポピュラーだが育成には最も気を使う。 

 穂の長さは4㎝くらい

 

 

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★スナゴケ(砂苔)水分を含んだスナゴケはたいへん美しい。

 

苔の特徴・性質

 苔は、特殊な植物で基本的には土を必要としません。ですから石燈籠や石階段、街中の石垣やコンクリート側溝の縁、アスファルトの隅っこ等に生息しているのを見受けられます。「君が代」の歌詞の中にもあるとおりです。岩に苔むす・・・なるほどですね。

 

 苔は養分を吸収するために土を必要としませんが、根っことして「仮根」というものを持ち、自分のからだを固定するために用います。根っこの代わりに水分をからだ全体で吸収し光合成もします。

 

 ただ品種によって性質にかなり差があり、湿気を好む苔、乾燥を好む苔、日陰を好む苔、日光を好む苔と様々なので、育成して愛(め)でる場合は、苔の種類ごとの性質をよく理解したうえで適した環境づくりをしてあげるか、苔を張りたいところの環境に適した苔選をチョイスすることが決め手になります。

 また、水やり等の管理のしかたも苔の正確をよく知った上で適したやり方をしないと苔を美しく維持し続けること難しいと思います。その点自然界で自生している苔たちは、無理に生息しているのではなく、品種に応じて最適な所に生息しているので、どういう所にどういう苔が生息しているのかをよく観察し思考するとうまく苔をとり入れることができるのでしょう。苔はものを言いませんからね。

 

 多くの種類の苔は、湿った環境を好みます。ですから、霧の発生しやすい山間地にびっしり苔が生息していることがあります。逆に乾燥に耐える種類の苔もあります。種類の数は世界中で2万種類とも言われています。

 

 苔は、雄株と雌株とが別々にある種類と精子を作る機能と卵子を作る機能を一つの株に持ち合わせている種類の苔があります。雨などで、精子が流れて泳いで卵子にたどりつき、胞子ができ、地に落ちて新しい芽が出て子孫を増やします。苔は花が咲きません。

 

 苔の成り立ちは、通常の植物と違い、根っこ、茎(幹)、枝、葉っぱ、花 という形態を持たず、仮根(かこん)、茎、葉っぱ の3つです。また、茎と葉っぱの区別がないものもあります。

 この仮根(かこん)は、養分や水分を吸わないので正味葉っぱだけの植物です。なんと不思議なまた、特徴的な植物なのでしょう。

 

 苔の美しさを愛(め)でるために、植木鉢に苔だけを張って室内に飾るというのもあります。

めちゃめちゃ鉢に顔を寄せて観賞いてしまいそうですね。

 

関連記事→ 日本の文化 「苔」 を育ててみよう  〜 種類編 〜

      日本の文化 「苔」 を育ててみよう  ~苔の育て方編~

 

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