GardenPorterのブログ

滋賀県にある山野草のネットショップ、GardenPorterのブログです。山野草を始めとする四季折々の草花やお手入れやガーデニングに関する情報を初心者の方にもわかりやすくお届けします。

今、自然葬が熱い!あなたはどんな風に葬られたいですか?

www.gardenporter.com

 

 突然ですが、自分がこの世を去った後どんな風に葬られたいか、皆さんは考えたことがありますか?

私はまだ20代ですが、わりとこんなことを考えています。笑

一般的には菩提寺からお坊さんを招いて葬式をあげ、お寺や庭園の墓石の下で眠るのが通例とされています。

しかし近年人気の葬法に、樹木葬というものがあるようです。

調べてみると遺骨を埋めた所に苗木を植えて育てたり、一本の大きな木の下に遺骨を埋めたりするそうです。

樹木の下で眠り、養分として土に還っていくのは自然回帰的でロマンがありますし、樹木が育っていく様を見るのは遺族の方も楽しめると思います。

今回は、今までの常識を覆すそういった自然葬の葬法について紹介していきたいと思います。

 

 そもそもなぜ墓石が使われるようになったか

f:id:GardenPorter:20160909170545j:plain

 エジプトのピラミッドに代表されるように、確かに石は古代から死者が眠る目印として使われてきました。

しかしその多くは支配層にある有力者だけの話で、世界中で自然葬は行われてきました。

古代の日本でも、山や川に遺灰を撒く散骨が一般的だったようです。

やがて江戸時代に檀家制度が確立したことにより人々は墓石を建て始め、戦後1948年に制定された「墓地、埋葬等に関する法律」により自然葬は禁止されることとなります。

そういった経緯で墓には墓石を建てなければならないという常識がつくられました。

ところが1991年、「葬送の自由をすすめる会」が散骨等の運動を開始したことにより徐々に自然葬が広まっていくことになります。

国の見解も「土葬が問題であって自然葬全てを禁止するわけではない」「節度をもって行えば違法性はない」というグレーゾーン的なもので、今では日本でも自然葬が公にできるようになってきました。

 

 世界で行われている自然葬の種類

 自然葬にはどんなものがあるのか、日本でできるかは別にして紹介していきます。

 

散骨

f:id:GardenPorter:20160909170911j:plain

 火葬した後の焼骨を粉末状にし、そのまま撒くことをいいます。

近年日本でもよく行われており、撒き場所をめぐってトラブルも起きているようです。

養殖を行っている近辺の海や、私有地には撒かないようにしましょう。

散骨会社も存在しているので、頼んでみるのもいいかもしれません。

 

樹木葬

f:id:GardenPorter:20160909171110j:plain

 近年人気の樹木葬。日本では行政の許可をとった霊園や墓地に遺骨を埋葬し、そこに樹木を植えます。

墓標となる樹木は一般的に低木で、ハナミズキサルスベリツツジアジサイウメモドキ等の花が咲くものが人気だそうです。

日本人にとっておなじみのサクラも人気で、「桜葬」と呼ばれています。

また、イングリッシュガーデンのようなバラを使った霊園もあり、樹木葬というより庭葬といったほうが近いものもあります。

 

風葬

 遺体を風にさらすことで風化させる葬法です。

世界各所に見られ、かつては琉球地方でも行われていました。

インドネシアに住むトラジャ族は大きな岩壁を穿ってできた横穴に死体を安置し、風化するのを待ちます。

 

水葬

f:id:GardenPorter:20160909171543j:plain

 遺体を海に沈めたり、川に流す葬法です。

最も知られているのはインドのガンジス川で行われている水葬です。

ガンジス川ヒンドゥー教において神聖な川なので、死後は皆流されます。

普通は火葬した後の灰を流しますが、中にはそのままの遺体を流す場合もあります。

ちなみにヒンドゥー教徒はガンジス河で沐浴しますが、死体以外にも生活排水やありとあらゆるものが流れているので滅茶苦茶汚いです。

私は泳いで「たまごゲップ」という寄生虫に感染しました。

 

鳥葬

f:id:GardenPorter:20160909171737j:plain

 遺体を鳥に食べさせるというワイルドな葬法です。

チベットでは今でも一般的に行われていて、儀式を行った後の「魂の抜け殻」とされる肉体を天に届けるためにハゲワシなどの鳥類に食べさせます。

食べやすくするために、世にも恐ろしい死体を細かく裁断する専門の職人が存在します。

当然ながら日本では犯罪行為です。

 

冷凍葬

 近年、スウェーデンの企業が開発した技術が冷凍葬です。

遺体を特殊な技術で凍らして粉末状にし、地中に埋めると一年以内に堆肥化され土に還ります。

火葬よりも環境にやさしく、今注目を集めている葬法です。

 

キノコ葬

f:id:GardenPorter:20160909171848j:plain

 樹木葬に近いですが、より自然回帰的な葬法がこのキノコ葬です。

近年アメリカの企業が開発した「インフィニティ・べリアル・スーツ」。通称キノコの死に装束。

このスーツは、キノコの胞子を植え付けた糸で縫われており、地中に埋めると発芽する仕組みになっているようです。

キノコは遺体中の毒素を中和してくれる作用があるので、今現在もっとも環境に優しい葬法といえるかもしれません。

現在販売中で、13万円ほどで購入することが可能です。

 

宇宙葬

f:id:GardenPorter:20160909171934j:plain

 ロケットに遺骨の入ったカプセルを取り付け宇宙に飛ばす葬法で、散骨の一種ともいえます。

地球を数か月かけて周ったあと、最後は流れ星になって消えるそうでロマンがありますね。

生前宇宙飛行士になりたかった方にはおすすめの葬法です。

日本にも宇宙葬を扱っている会社が存在するようです。

 

 以上、自然葬について紹介してきました。

葬式の際、お坊さんが唱える読経が支払う金額によってグレードが上がったり、墓石にも高級品があったりと、正直死んだ後までもそうゆうのうんざりだよ!という方も多いと思います。

ぜひそういった方は自然葬、検討してみてはいかがでしょうか。

 

記事・・・飛田亮

www.gardenporter.com