読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

GardenPorterのブログ

滋賀県にある山野草のネットショップ、GardenPorterのブログです。山野草を始めとする四季折々の草花やお手入れやガーデニングに関する情報を初心者の方にもわかりやすくお届けします。

触っただけで死に至る?世界の超危険な植物9選

植物の解説

www.gardenporter.com

 

 以前、身近にある毒性植物について記事を書いたことがありました。 

しかし世界にはもっと危険な植物たちが存在しているって皆さんご存知でしょうか。

なんと中には誤飲・誤食による内服に限らず、触れるだけで被害を受ける植物も存在するようです。

いかに無縁な遠い異国の地とはいえ、知識として知っておいても損はないでしょう。

 

アコカンテラ・オブロンギフォリア

f:id:GardenPorter:20161031170104j:plain

キョウチクトウ科と聞くと条件反射のように毒を想起してしまいますが、中でもアコカンテラ属は強力な有毒性の樹液をもっており、心毒性の配糖体を含んでいます。

東アフリカの部族たちはこの毒を矢毒として使い、野生動物が矢に当たると心停止に陥ります。

 

オオミフクラギ

f:id:GardenPorter:20161031170207j:plain

  • 学名・・・Cerbera odollam
  • 属名・・・キョウチクトウ科ミフクラギ属
  • 別名・・・自殺の木
  • 原産地・・・インド洋沿岸
  • タイプ・・・常緑高木

全体に毒をもち、ケルベリンというアルカロイドの配糖体を含んでいます。

インドではわかっているだけでも過去10年で500人もの人がオオミフクラギで亡くなっているそうです。

日本では類縁種のミフクラギが沖縄に分布し、庭木や街路樹として植えられています。

 

ジャイアント・ホグウィード

f:id:GardenPorter:20161031170447j:plain

  • 学名・・・Heracleum mantegazzianum
  • 属名・・・セリ科ハナウド属
  • 別名・・・カートウィール=フラワー
  • 原産地・・・中央アジア
  • タイプ・・・多年生植物

19世紀イギリスに観賞用としてもちこまれ、今では北米などにも広がり侵略的外来種として注意喚起されています。

最も恐ろしいのは樹液がもつ光毒性の性質で、樹液が皮膚に付着した状態で日光に当たると水疱ができ、黒紫色に変色した傷跡は数年間残るといいます。

 

エンジェル・トランペット

f:id:GardenPorter:20161031170607j:plain

このインパクトのある花、近頃日本の住宅街でも割とよく目にしますが実はとんでもなく危険な植物なんです。

花や実なども含め全草に毒をもち、誤って食べると他の麻薬と比べ物にならないほどの強力な幻覚症状が現れ意識を保てなくなります。

突然2階から飛び降りたり、自分自身を切り刻んだりする事例もあり、その間本人の記憶は全くないそうです。

花はきれいですがなるべく植えないように、近づかないようにしたほうが身のためです。

 

ギンピーギンピー

f:id:GardenPorter:20161031170717j:plain

  • 学名・・・Dendrocnide moroides
  • 属名・・・イラクサ科イラノキ属
  • 別名・・・スティンガー
  • 原産地・・・オーストラリア

棘のある樹木の中でも最も苦痛を与える植物といわれ、その痛みは酸をスプレーされたようだといわれます。

根から葉まで全てびっしりと覆われた超細かい毒針は、少し触れただけで体内に刺さり神経毒を送り込み、その痛みは2年間続くといわれています。

刺されるだけでなく飛散した棘を吸引することでも症状が現れるそうです。

 

オンガオンガ

f:id:GardenPorter:20161031170835j:plain

現地のマオリ語でオンガオンガと呼ばれる大きなトゲのある植物で、ニュージーランド固有種のイラクサです。

背丈は大きいもので4mを越し、トゲに少しでも触れると神経毒を送り込みます。

神経系統の崩壊を引き起こし、実際に死傷者もでています。

 

マンチニール

f:id:GardenPorter:20160730160843j:plain

  • 学名・・・Hippomane mancinella
  • 属名・・・トウダイグサ科ヒッポマネ属
  • 別名・・・ビーチ・アップル、死のリンゴ
  • 原産地・・・北アメリカ南部~南アメリカ北部
  • タイプ・・・常緑高木

 マンチニールは沿岸の砂浜や沼地、マングローブなどに多く自生し緑~黄緑色のリンゴに似た実をつけます。

しかし、この実を口にすると喉と口内に燃えるような激痛が起こり、それが8時間も持続するというのだからまさに地獄です。

危険なのは果実だけではなく、幹や葉にも少なからず毒素が滲み出ているため、雨宿りをしているときに木を伝った水滴に一滴でも触れると激痛を伴う水疱ができるそうです。

また木を燃やした煙が目に入ると、最悪失明する場合があります。

 

ローレルジンチョウゲ

f:id:GardenPorter:20161031170927j:plain

  • 学名・・・Daphne laureola
  • 属名・・・ジンチョウゲジンチョウゲ
  • 別名・・・スパージ=ローレル
  • 原産地・・・イギリス
  • タイプ・・・常緑低木

見た感じちょっと地味なジンチョウゲの仲間ですが、全植物の中でもトップクラスの強力な毒をもっています。

全草に毒があり、葉や花を摘む時などに樹液に触れると水ぶくれや炎症を引き起こし、内服すると大惨事になります。

 

ゲルセミウム・エレガンス

f:id:GardenPorter:20161031171013j:plain

  • 学名・・・Gelsemium elegans
  • 属名・・・ゲルセミウム科ゲルセミウム属
  • 別名・・・断腸草、毒根黄藤
  • 原産地・・・東南アジア~中国南部
  • タイプ・・・つる性常緑低木

世界最強の植物毒をもっているといわれるほどの猛毒で、全草に毒があります。

特に若芽の毒素が強く、誤食した部位によって中毒症状の出るスピードが変わってきます。

茶の葉につるが巻き付いていたのを間違って摘み取り、誤飲してしまうケースなどがあるようです。

 

 以上、世界の危険な植物たちを紹介してきました。

見つけた際は近づかないよう、注意してくださいね!

 

記事・・・飛田亮

www.gardenporter.com